平戸市立山田小学校とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 平戸市立山田小学校の意味・解説 

平戸市立山田小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/08 07:31 UTC 版)

平戸市立山田小学校
過去の名称 第五大学区第四中学区舘小学校
公立下等舘小学校
簡易舘小学校
尋常舘小学校
山田尋常小学校
山田尋常高等小学校
生月町山田国民学校
生月町立山田小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 平戸市
校訓 誠・愛・勇
設立年月日 1875年明治8年)1月16日
創立記念日 1月16日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
所在地 859-5704
長崎県平戸市生月町山田免511番地
外部リンク 公式サイト
プロジェクト:学校/小学校テンプレート
テンプレートを表示

平戸市立山田小学校(ひらどしりつ やまだしょうがっこう、Hirado City Yamada Elementary School)は、長崎県平戸市生月町山田免にある公立小学校。略称「山田小」(やまだしょう)。

生月島の南部に位置している。

概要

歴史
1875年明治8年)に開校した「第五大学区第四中学区舘[1]小学校」を前身とする。2010年平成22年)に創立135周年を迎えた。
校訓
「誠・愛・勇」 - 1930年昭和5年)に制定。
校章
八稜鏡[2]背景にして、中央に校名の「山田」の文字(縦書き)を置いている。
校歌
1930年(昭和5年)に制定。歌詞は5番まであり、2番と4番に校名の「山田校」が登場する。また3番に校訓の「誠・愛・勇」が登場する。
校区
住所表記で平戸市生月町の後に「山田、舘浦(たちうら)」が続く地域。中学校は平戸市立生月中学校区。

沿革

  • 1875年(明治8年)1月16日 - 学制に基づき、山田村の法善寺の一室を借用し、「第五大学区第四中学区舘小学校」が開校。初代校長は植木抱謙。
  • 1882年(明治15年)4月1日 - 教育令の施行により、「公立下等舘小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)9月8日 - 小学校令の施行により、簡易科の指定を受け「簡易舘小学校」(3年制)に改称。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、生月村立の小学校となる[3]
  • 1891年(明治24年)1月20日 - 尋常科を設置し、「尋常舘小学校」(4年制)に改称。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 「山田尋常小学校」と改称。高等小学校に進学しない児童を対象にした補習科を設置。
  • 1903年(明治36年)
  • 1907年(明治40年)3月 - 嘱託で学校医を設置。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の一部改正により、義務教育期間が尋常科4年から尋常科6年に延長されたため、尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)4月1日 - 尋常科6年を新設。
  • 1910年(明治43年)7月 - 義務教育期間の延長で収容児童が増加し、校舎が手狭になったことから、校舎を増築。
  • 1921年大正10年)
  • 1926年(大正15年)12月 - 新校舎が完成し移転を完了。
  • 1927年昭和2年)12月 - 校舎を増築。
  • 1930年(昭和5年)5月7日 - 校訓・校歌・校旗を制定。
  • 1932年(昭和7年)12月26日 - 奉安殿が完成。
  • 1935年(昭和10年)5月10日 - 青年学校令の施行により、併設の山田実業補習学校が山田青年学校に改称。
  • 1940年(昭和15年)4月17日 - 生月村が町制施行により、生月町となる。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「生月町山田国民学校」に改称(初等科6ヶ年・高等科2ヶ年)。尋常科を初等科に改称。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 旧・山田国民学校の初等科が改組され、「生月町立山田小学校」が発足。
    • 旧・山田国民学校の高等科と山田青年学校の普通科が改組され、生月町立山田中学校(新制中学校)が発足し、山田小学校に併設される。
  • 1955年(昭和30年)4月 - 小学校の隣接地に中学校の新校舎が完成。
  • 1956年(昭和31年)6月18日 - 講堂体育館)が完成。
  • 1961年(昭和36年)3月 - 給食調理室が完成。
  • 1962年(昭和37年)4月16日 - ミルク給食を開始。
  • 1964年(昭和39年)
    • 3月 - 理科室・準備室を増築。
    • 5月 - 寄贈により、なかよしの像を建立。
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 併設の山田中学校が生月町立生月中学校に統合される。
    • 生月中学校の新校舎が完成するまでの間、生月中学校山田校舎として校舎の使用は継続される。
  • 1969年(昭和44年)3月 - 生月中学校の新校舎が完成し、中学生が移転を完了。これにより併設は解消され、小学校単独校となる。
  • 1970年(昭和45年)12月22日 - プールが完成。
  • 1972年(昭和47年)4月 - センター方式による完全給食を開始。
  • 1975年(昭和50年)1月16日 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1978年(昭和53年)3月31日 - 鉄筋コンクリート造校舎(A棟)が完成。
  • 1979年(昭和54年)
    • 3月 - 鉄筋コンクリート造校舎(B棟)が完成。
    • 4月 - 全生徒の移転を完了。
    • 12月 - 体育館が完成。
  • 1981年(昭和56年)
  • 1991年(平成3年)7月31日 - 生月大橋が開通し、平戸島とつながる。
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 生月町が平戸市に編入され、「平戸市立山田小学校」(現校名)に改称。

アクセス

最寄りのバス停
最寄りの国道・県道

周辺

  • 平戸市立山田保育所
  • (私立)山田幼稚園
  • 舘浦郵便局
  • カトリック山田教会

参考資料

  • 「生月町史」(1997年(平成9年)2月25日, 生月町郷土誌編纂委員会・生月町教育委員会)

脚注

  1. ^ 舘の読みは「たち」。
  2. ^ 読みは「はちりょうきょう」。参考:瑞花双鳳八稜鏡 - 文化庁文化遺産オンライン
  3. ^ この時、山田村は生月村に編入された。
[ヘルプ]

関連事項

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「平戸市立山田小学校」の関連用語

平戸市立山田小学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



平戸市立山田小学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの平戸市立山田小学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS