環を取り巻く人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:47 UTC 版)
「エール (テレビドラマ)」の記事における「環を取り巻く人々」の解説
今村嗣人(いまむら つぐひと) 演 - 金子ノブアキ 環のパリ時代の恋人で画家。ホームパーティーで自分の絵を見てくれたことがきっかけで交際、同棲する。 ある日、個展を開くが新聞を通じて酷評されてしまう。それとは正反対に、環は『蝶々夫人』のオペラハウスでの再公演の主演オーディションにスカウトされ、見事受かった。 これにより、彼女への嫉妬の感情を爆発させ、「俺は君という光の影でいるのは耐えられない。歌を諦めてくれ」と言うが、環はそれに答えられず破局した。 それでも環のことを純粋に思う気持ちは変わらず、再公演での『蝶々夫人』を演じる彼女を描き、過去に新聞で自分を酷評した批評家のピエールから絶賛された。 制作側の発表はないが、複数のメディアから藤田嗣治がモデルではないかと指摘されている。ただし、三浦環と藤田嗣治が同じ時期にヨーロッパに住んでいたことは事実であるが、実際の二人は直接の知り合いではなかったとされている。また、嗣人はピエールに再評価されるまで、環と出会ってから実に11年もの月日を要したのに対し、藤田は1913年に渡仏し、紆余曲折ありながらもわずか4年で生涯画家として成功するための最初の転機が訪れ、晩年もフランスで亡くなっている。 里子(さとこ) 演 - 近衛はな 環の友人。外交官の娘でパリに住んでいる。環が留学して間もない頃は世話をしていた。 友人が主催したホームパーティーで環と嗣人が出会うきっかけを作った。 バレリーナを目指していたらしいが、体格差や差別に耐えきれず挫折している。 フィリップ 演 - ピーター・フランクル(第12週ゲスト) 環達行き付けのカフェのマスター。 なかなか芽が出ない嗣人のために自分の店で個展を開こうと言ったり、愛よりも夢を取ることを躊躇う環に「1番いけないのは、自分に嘘を付き続けることだ」と背中を押すなど、優しい人物。 彼も若い頃は、画家を目指していたらしい。 アダム 演 - BJフォックス(第12週ゲスト) 展覧会や舞台などのプロデューサー。 『蝶々夫人』の初公演の不評と、環が日本人で飛び入り参加したオーディションの演技が好評だったことから、再公演の主演オーディションにスカウトする。
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