狼男関連
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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「狼男関連」の解説
狼男 声 - 北川国彦(第1作)、大竹宏(第3作)、島田敏(第4作)、高戸靖広(第5作)、石井康嗣(異聞妖怪奇譚) 伝承では人と狼の姿を使い分けるが、本作では背広を着た半人半狼の姿で固定されている事が多い。 『妖怪大戦争』では人食いおおかみを自称し、地獄編では吸血鬼の一種とされる。原作『鬼太郎の世界お化け旅行』シリーズではルーマニアに住み、宝石が好きで薬の知識がある。 『妖怪千物語』では敏捷性に優れ、人間の姿を取っての騙し討ちを得意とする。満月の下では不死身だが、最後は弱点である銀の武器で倒される。 アニメ第4作の劇場版『妖怪特急! まぼろしの汽車』では人間体も存在する。第4作『激突!妖怪ラリー』の別個体は満月を見ることでさらに狼形態が変化する。 アニメ第5作では狼男ワイルドの父である先代狼男として登場。ワイルドの情けない有様には頭を抱えている。劇場版『日本爆裂!!』ではワイルドと共にイギリス代表として悪者妖怪サミットに参加する。 第6作準拠の小説「ぬりかべ」では、遥か昔にヴォルフガングとは別個体の狼男がバックベアード軍団の幹部として存在していたことが語られている。貸本『顔の中の敵』のロンドンの人狼については「墓場鬼太郎の登場人物」を参照 ワイルド 声 - 高戸靖広 アニメ第5作で登場。先代の狼男の息子。西洋妖怪のヤングジェネレーションズの一人。紫色のベストとホットパンツを身に着け、ネイルアートを趣味にしている。オネエ言葉で喋りコミカルな雰囲気だが、性格は残忍かつ凶悪。ザンビアとは犬猿の仲。格闘能力は高いが総合的な実力は今ひとつで、失態を演じることも多い。 ヴォルフガング 声 - 草尾毅 アニメ第6作に登場。バックベアード軍団の大幹部で、バックベアード直属の西洋妖怪三人衆の一人。戦いと殺戮を楽しむ好戦的かつ残忍な性格の持ち主だが、一方でバックベアードへの忠誠心は強い。普段は人間体で紅色のスーツを着た髭面の成人男性の姿をしているが、変身により本性を現すと胸に十字が刻まれた紅色の狼男と化し、人間体とは比較にならないほどの戦闘能力を発揮する。弱点は銀の弾丸だが、満月下で変身した場合はその限りではない。最後は手を組んでいたぬらりひょんの裏切りに遭い、苦しみながらも妖力を得ようとしたバックベアードに吸収される。 吸血狼 声 - 小林通孝、田中和実、平野正人(第3作)、前田剛(異聞妖怪奇譚) 狼男の配下。全裸で痩せ細った半人半狼の姿をしている。第3作劇場版では黒い体色をしており、人語を話せる者や、吠えることしかできない者など能力には個体差があり、西洋妖怪軍団内では雑兵部隊として位置づけられている。 魔犬 アニメ第5作に登場。狼男ワイルドが部下として多数従えており、角が生え4つの眼を持った外見をしている。
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