無人機・標的機・曳航標的・電子戦訓練機材
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「海上自衛隊の装備品一覧」の記事における「無人機・標的機・曳航標的・電子戦訓練機材」の解説
名称愛称画像調達数注釈BQM-74C/E 高速標的機CHUCARⅡ/CHUCARⅢ※チャカ 1981年に導入された米ノースロップ製高速標的機。日本電気にて国産化されている。初期導入型のCHUCARⅡ(2003年運用終了)、1993年導入のCHUCARⅢ通常型、2003年導入のCHUCARⅢ低高度型がある。 GQM-163A コヨーテ 2014年に導入が決定したオービタル・サイエンシズ社製超音速巡航ミサイル標的。 自走式水上標的バラクーダ 10隻 ひうち型多用途支援艦に搭載されているカナダ製自走式水上標的システム。2002年導入。 高速小型水上標的1形 IHIマリンユナイテッド製トリマラン型水上標的。護衛艦や多用途支援艦によって曳航される。 小型水上標的 水上射撃訓練に使用されるトリマラン型の水上標的。バラクーダによって曳航される。隊員によって手作りで製作される為、サイズ、形状は個体毎に異なる。船体の素材は着弾時に沈没せず加工も容易な木材が使われている。 標的曳航装置RM-30A 艦船の対空射撃訓練に使用され、約5000mの曳航索を介して高速えい航標的及び超低高度えい航標的を曳航する。UP-3D、U-36Aに搭載される。 高速えい航標的 JAQ-5 日本飛行機製曳航標的。通常型(画像上)とレーダ反射型(画像下)がある。 超低高度えい航標的 JAQ-50 超低高度飛行の目標として使用される日本飛行機製曳航標的。 AN/ALE-43 U-36Aに搭載される米国製チャフ散布装置(チャフポッド)。 HLQ-2-T U-36Aに搭載される国産の訓練用電波妨害装置(ECMポッド)。 AN/ALQ-78 P-3C/OP-3Cに搭載される米国製逆探装置(ESMポッド)。※画像はAN/ALQ-78を吊下したP-3C HLR-109 P-3Cに搭載される三菱電機製逆探装置(ESMポッド)。 SLAR OP-3Cに搭載される側方監視画像レーダー。 LOROP OP-3Cに搭載される長距離監視センサー。コリンズ・エアロスペース(英語版)製DB-110偵察ポッドがベースとなっており、ポッドの形状が変更されている。 機雷対処用水中無人機 RXX-2 退役 無人機・標的機・曳航標的・電子戦訓練機材 名称愛称画像調達数注釈QH-50D DASH(ダッシュ) 20機 1966年に導入された米ジャイロダイン社製無人対潜ヘリコプター。たかつき型護衛艦及びみねぐも型護衛艦に2機ずつ搭載され、短魚雷を2発携行可能。米海軍での使用中止に伴う部品枯渇により、1977年までに全期退役となる。 KD-2R-3/-5/-5改 KD-2R-3:10機KD-2R-5:23機 米ラジオプレーン社製低速標的機。初期型のKD-2R-3は1957年に米海軍より供与を受け、改良型のKD-2R-5は翌1958年に導入。日本電気で国産化されたKD-2R-5改は1961年より導入された。2003年退役。※画像は英ボーンマス航空博物館所蔵KD-2R-5 BQM-34A/AJ/AJ改 ファイアビー BQM-34A:13機 米テレダイン・ライアン社製高速標的機。初期型のBQM-34Aは1969年に導入し2003年に退役。後に富士重工にて国産化されたBQM-34AJ、及び1992年からBQM-34AJ改が導入されている。2017年退役。
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