消防・救難車両
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「航空自衛隊の装備品一覧」の記事における「消防・救難車両」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)注釈救急車(航空自衛隊用) 患者の搬送及び護送に使用される。塗装は紺色。 高規格救急車(航空自衛隊用) 患者の搬送及び護送に使用される。塗装は白色。 消防車(サイト用) レーダーサイト施設の消火作業に使用される消防車。 水槽付消防自動車 基地施設の消火作業に使用される消防車。 破壊機救難消防車 A-MB-1 1963年度に導入された東急車輛製破壊機救難消防車。 破壊機救難消防車 A-MB-2 1972年に導入された東急車輛製破壊機救難消防車。A-MB-1の改良型で後部胴体が高くなっているのが外見上の識別点である。丸型のヘッドライト・左ハンドル・放水ターレットが2本の初期タイプ、右ハンドルに変更したタイプ(画像上)、放水ターレットを1本にしヘッドライトを角型に変更したタイプ(画像中、1990年代後半より配備開始)、フロント部分を全面改良したタイプ(画像下、2000年代前半より配備開始、形式名:TFD40MX)に分類される。陸上自衛隊及び海上自衛隊でも同車種を採用している。 救難消防車IB型 パンター/ストライカーA-MB-2 現行のA-MB-2の後継として、2013年に導入された5000ℓ級救難消防車。車種はオーストリアのローゼンバウアー社製パンター6×6及び米オシュコシュ社製ストライカー3000。陸上自衛隊及び海上自衛隊でも同車種を採用している。 大型破壊機救難消防車 A-MB-3(東急車輛製) 1989年より配備開始された東急車両製の大型破壊機救難消防車。形式名FB630TN。2011年に発生した福島第一原子力発電所事故における放水作業にも出動している。 救難消防車II型 A-MB-3 現行のA-MB-3の後継として、2014年に導入された10000ℓ級救難消防車。車種はモリタ製MAF-100C。 救難車(改) 航空機事故発生時に現場に救難作業に使用する機材を運搬する車両。 救難車 R-2 ※指揮車 現行の車種はトヨタ自動車製ランドクルーザーFJ80G改(画像上)及びいすゞ・エルフ(画像下)。人命の救難用に使用される他、現場での指揮にも使用される。 場外救難車Ⅰ型 車種はトヨタ自動車製メガクルーザー。基地の外における救難活動に使用され、山岳地域や海浜地区等の不整地でも走行可能。 1000G給水車 破壊機救難消防車への給水用及び非常時の給水運搬用として使用される。単独での放水も可能。車種はいすゞ自動車製TSD(画像の車両)及びフォワード。 セミトレーラ大型給水車 消火作業で使う水及び消火薬剤の補給をするトレーラ。東急車輛製。トラクタ6t (6×4)給水車用で牽引する。 トラクタ6t (6×4)給水車用 セミトレーラ大形給水車を牽引するトラクター。車種は三菱ふそう・スーパーグレート等。 退役 消防・救難車両 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈破壊機救難消防車 M-5 米空軍のO-11型空港用化学消防車を参考に1955年に国産化された東急車輛製造製破壊機救難消防車。退役済。 破壊機救難消防車 MB-5 1960年代に導入された東急車輛製破壊機救難消防車。海上自衛隊の救難消防車MB-5型及び陸上自衛隊の救難消防車I型と同車種である。退役済。※画像は海上自衛隊所属MB-5型
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