注文の仕方:例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/08 03:47 UTC 版)
以下に、アメリカで標準的なカレッジリングのオーダーの仕方を記載する。(※実際には、メーカー・ディーラー毎に細かく注文方法や選択肢が違うので、あくまでも参考例である) 1. リングの形状を選ぶ オバール(楕円)ストーン型、スクエア(四角)ストーン型の一般的な2種以外に、ヘキサゴン(六角形)型、ヘリテージ型などメーカー毎に様々なリング形状があるので、好みの型を選ぶ。 2. 地金を選択する スターリングシルバー、10/14/18金・イエローゴールド又はホワイトゴールドから選択する。 ステンレス系スチールや真鍮などの合金にメッキをした物を安価に提供しているメーカーもある。 3. センターストーンを選択する 誕生石又は好みの色のストーン、カットを選択。 カットは、ファセットカット(上部にヘキサゴンの平面があり、周囲を三角で囲ったカット)、スムースカット(別名カボション ドーム状の丸みのあるカット)の2種が一般的。 オプションとして、ブリリアントカット・サンバーストカットなど特殊なカット選択が出来る場合がある。天然石もリクエスト出来る場合があるが、4月生まれ(ダイヤモンド)、7月生まれ(ルビー)、9月生まれ(サファイヤ)等の場合は、カレッジリングの石座の大きさから、入手困難なカラットであり高価になってしまう場合がある。このような場合、同色の代替天然石を採用する方法がある。 4. 石座文字 卒業記念リングの場合、学校名が入るので選択肢では無い。 5. サイドパネル片面 卒業年度を選択する。 卒業記念リングの場合、サイドパネル片面のメインデザインは学校章で、その上部に卒業年度が入る。 6. サイドパネル片面 専攻マーク・クラブやホビー(スポーツ・文化系など)を表すマークなどが選択でき、更に学位(MDやPh.Dなど 学士の場合は入れない)か自分の名前を上部に挿入する事が出来る。専攻マークやホビーマークなどは、メーカー毎にレディーメードデザインがあるのでそれから選択する事が出来る。特注で、オリジナルデザインを指定する事が出来る場合もある。 7.指サイズ 着ける指に特に決まりは無い。嵌めたい指を決めてそれに合わせる。 8. フィニッシング(仕上げ) アンティック仕上げかナチュラル仕上げが選択できる。 アンティック仕上げは、「黒美仕上げ」「いぶし仕上げ」などとも呼ばれ、凹み部分を黒くして文字や模様を強調する。ナチュラル仕上げは、凹み部分も地金そのままの色で黒く加工しないもの。金属アレルギーなどの場合は、アレルギーの出にくい白金系メッキ(ロジウムメッキ)を要望出来る場合もある。 9. バンド部分 バンド(リングの一番細くなった部分)を磨きをかけるか(Normal)、キズが目立たないようにマット仕上げ(Textured)が指定出来る。 また、シェブロン(逆三角形)などの飾り彫りをリクエストできるメーカーもある。 10. リング内側刻印 フルネームなどの刻印を指定できる。 11. その他オプション (メーカーによって出来る場合、出来ない場合がある) ストーン上に頭文字などのエンブレムをつける。 トランスペアレント・エンブレム=透明感のあるストーンの下にエンブレムを埋め込む。 書体指定。 ラインストーン(石座の文字間に小粒ダイヤを装着)。 エナメル着色(学校章や校旗など)。
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