武辣苦商事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 06:21 UTC 版)
「社畜! 修羅コーサク」の記事における「武辣苦商事」の解説
図画 コーサク(ずが コーサク) この作品の主人公。武辣苦(ブラック)商事・墓多死社第四事業部に勤務している。 東京から無法の地・Fuckokaに左遷されたサラリーマンであり、さまざまな社畜スキルを駆使して、あまたの困難を乗り越えていく。 風速50メートルの台風を物ともせず出社し、上司や取引先からの無茶ブリにも喜々として応じる社畜の鑑のような存在だが、その裏では自身が墓多に左遷されるきっかけとなった巨額横領事件の謎を追っている。 後輩の二階堂からはリモータンの地下工場に監禁された時の縁で慕われており、彼からは当時の通称「粉長」と呼ばれているが、その名で呼ばれるのは嫌いらしくグーパンを浴びせている。 世紀松(せいきまつ) 図画と同じ部署に所属する先輩。通称、ボス。凶悪な人相とモヒカン刈りが特徴。金砕棒を常に持ち歩いている。墓多のチンピラをまとめる顔役であり、地域住民は彼の意向に逆らえず戦々恐々としている。Fuckoka冥菓のぴよこにこだわりがあるらしく、図画から東京銘菓と称してぴよこを贈られると、激高してみせた。 明美(あけみ) 図画と同じ部署に所属するお局ゴリラ。比喩的な意味ではないゴリラそのものである。丁重に扱ううちは大人しいが、粗末に扱うと途端に災いを招くといい、社内では神のごとく恐れられている。図画は出社早々に彼女から気に入られてしまうという試練に直面するも、なりふり構わない社畜リサーチによって紫色と大の占い好きであることが判明、からくも懐柔を果たす。 ファック山 はさまる(ファックやま はさまる) 図画と同じ部署に所属する先輩。オシャレかつイケメンで女子社員からの人気も高いが、実は元ヤンキー。 熱く語りだすと「ファック」という単語を連発するため会話内容の解読が困難となる。ファックトークを理解できるものはFQ(不良指数)120以上の者のみとされている。そんな性格のため後輩からは恐れられているが、基本的に面倒見は良く、バランス釜を巡る対話を通じて図画と意気投合する。 一方、自分の担当していた取引先が図画に引き継がれることになり、その焦りから彼を接待の場で罠にはめようと画策するも、取引先の太良子部長に看破されたうえに、亡巣の亡者の餌食となり川底に沈む。 鈍沢(どんたく) 図画の所属する第四事業部の部長。過酷なサラリーマン人生を、上司に媚びへつらい部下につらく当たることで乗り切ってきた。あらゆる話題を自分の物にすり替え、なおかつ激しい知ったかぶりを繰り返すため、部下からは恐れられている。 Q州に伝わる伝統芸能「よかちん音頭」は彼の十八番となっており、女子社員からは忌み嫌われている。 二階堂 吉四六(にかいどう きっちょむ) 墓多死社に中途採用された図画の後輩。もともと烈怒商事に勤務していたが、3年前にリモータンの地下工場に監禁され、粉奴隷として虐げられていたところを、図画の雄姿に感銘を受けて密かに脱出を図る。特技は頓智という名の屁理屈。墓多死社の入社試験では一旦落とされるも、持ち前の頓智と、図画の社畜スキルもあって採用を勝ち取る。
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