横浜市有道志水源かん養林
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問い合わせ先:横浜市水源林管理所 ℡0554-52-2004 |
横浜市有道志水源かん養林
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 23:00 UTC 版)
当初は近隣の多摩川水系二ヶ領用水から取水を始めた日本最初の水道・横浜市水道局が、水質汚染や水源枯渇・水量不足等によりその水源を道志川に求めたことをきっかけとして、大正時代以降、沿川の水源林の大部分が横浜市の森林計画により保全されている。 このため各地で森林崩壊が懸念されている現在でも、道志川沿いには比較的手入れの行き届いた水源林が広がっていて横浜市有道志水源かん養林として水源の森百選に指定されている。 山岳面積(ha)標高(m)人工林(%)天然林(%)主な樹種制限林種類流量(m3/日)道志山塊、丹沢山地西部 2,868 750〜1,680 43 57 スギ・ヒノキ・ナラ・ブナ 水源かん養保安林、土砂流出防備保安林 流水(道志川) 172,800 森林が涵養する水質は中性の軟水で日本人の嗜好に合致しており、またかつては「赤道を超えても腐らない水」として船乗り達にも称賛されたと言われている。 横浜水道の取水開始以降、水源涵養をきっかけに生まれた横浜市と道志村との友好関係は今も続いており(道志村#歴史も参照)、道志村の面積の約 36パーセント を水源涵養林として横浜市が取得・保全し、ボランティアを募っての水源涵養林の手入れや、道志川支流の大群沢(道志村大渡、大室山中腹)で取水してペットボトルに詰めた水を「はまっ子どうし」と名付けて販売、その収益金を水源保全活動に充てるなどの取り組みがされている。 所在地:山梨県南都留郡道志村
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