楊貴妃と後宮をともにした女性たちとは? わかりやすく解説

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楊貴妃と後宮をともにした女性たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:36 UTC 版)

楊貴妃」の記事における「楊貴妃と後宮をともにした女性たち」の解説

紅桃 『明皇雑録』『楊太真外伝』に見える。楊貴妃侍女楊貴妃命じられて、紅粟玉腕輪謝阿蛮渡した。後に、玄宗安史の乱勃発後、長安帰還した時、楊貴妃侍女一人として会合する。そこで、楊貴妃作曲した涼州」を歌い、ともに涙にくれたが、玄宗によって、「涼州」は広められた。 謝阿蛮 『明皇雑録』『楊太真外伝』に見える。新豊出身妓女。「凌波曲」という舞を得意としていた。その舞踊技術により、玄宗楊貴妃から目をかけられ腕輪与えられた。後に、玄宗安史の乱勃発後、長安帰還した時、舞踊披露した後で、その腕輪玄宗見せたため、玄宗は涙を落とした伝えられる張雲容 全唐詩楊貴妃の詩「阿那曲」で詠われる。楊貴妃侍女。非常に寵愛を受け、華清宮楊貴妃命じられ一人霓裳羽衣の曲舞い、金の腕輪贈られたと伝えられるまた、伝奇』にも説話残っている。内容以下の通りである。張雲容生前に、高名な道士であった天師仙人になる乞い、もらい受け、楊貴妃頼んで空気孔開けた棺桶にいれてもらった。その百年後生き返り、薛昭という男を夫にすることにより、地仙になったという。 王大娘 『明皇雑録』『楊太真外伝』に見える。教坊所属していた妓女玄宗楊貴妃の前で雑伎として、頭の上に、頂上に木で山を形作ったものをつけた百尺ある竿を立て幼児にその中を出入りさせ、歌舞披露する芸を見せたその場にいた劉晏がこれを詩にして詠い、褒美もらっている。 許和子永新) 『楽府雑録』『開元天宝遺事』に見える。吉州永新県楽家生まれ女性本名許和子と言った開元末年ごろに後宮入り教坊宜春院属したその本籍によって、永新呼ばれた美貌聡い性質持ち、歌に長じ作曲行い、韓娥・李延年千年来の再来称せられた。玄宗から寵愛を受け、演奏中もその歌声枯れることがなく、玄宗から「その歌声千金価値がある」と評せられる玄宗が勤政から顔を出した時、群衆騒ぎだしたので、高力士推薦永新に歌わせたところ、皆、静まりかえったという説話伝わっている。安史の乱時に後宮のものもバラバラとなり、一士人の得るところとなった宮中金吾将軍であった韋青もまた、歌を善くしていたが、彼が広陵の地に乱を避け月夜に河の上欄干よりかかっていたところ、船の中からする歌声聞き永新の歌と気づいた韋青が船に入っていき、永新再会し、涙を流しあったという説話残っている。その士人死去した後、母親長安戻り民間の中で死去する最期母親に、「お母さん金の成る木倒れました」と語った伝えられる清代戯曲長生殿』にも、楊貴妃仕え侍女として登場する念奴開元天宝遺事』に見える。容貌優れ歌唱長け官妓中でも玄宗寵愛得ていた。玄宗近く離れたことがなく、いつも周りの人々を見つめていて、玄宗に「この女妖麗で、眼で人を魅了する」と評された。その歌声は、あらゆる楽器の音よりもよく響き渡った伝えられる唐代詩人元稹の「連昌宮詞」に、玄宗時代盛時をあらわす表現として玄宗命じられ高力士が、彼女を呼び、その歌声披露する場面がある。清代戯曲長生殿』にも、永新とともに楊貴妃仕え侍女として登場する

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