棋士 / 奨励会員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 22:50 UTC 版)
「リボーンの棋士」の記事における「棋士 / 奨励会員」の解説
加治(かじ):竜皇 竜皇の他、玉座との二冠。幼少期から将棋道場でも負け知らずの実力だったが、こども将棋大会で安住に敗れた事をきっかけに母親も呆れるほど将棋に更に熱が入る。安住とは後に奨励会に同期で入会して以降、ライバルの関係だった。安住との対戦成績は五分だったが、普段の戦績から周辺の人物は「安住とは相性が悪い(加治の方が格上)」と評していた。 泉(いずみ):七段 安住の奨励会退会時、「間違いなく実力はあった、プロになると思っていた」と退会を惜しんでいた。奨励会員時代、片桐の所属する将棋部でコーチをしていた事があり、片桐に奨励会についてアドバイスをしていた。 明星陸(あけぼし-):六段 史上5人目の中学生プロ棋士で、タイトル挑戦の実力。安住とは奨励会で一度だけ対局しており完勝している。長髪で、対局の際本気になると髪を束ねて盤に向かう。五十嵐の台頭によって存在感が薄くなったことを自覚させられている。 伊達啓司(だて けいじ):七段 安住の元師匠で、竜皇戦で一回戦の相手となった。かつては”求道者”とも呼ばれる孤高の存在だったが、病に倒れて以降は体力の衰えから成績は振るわず、C級1組まで降下。反面、育成や普及など棋界全体に目を向けるようになり、取っ付きにくさが消えてファンを増やしている。 望月(もちづき):王匠 安住、土屋とは顔見知りの棋士で、アマ王匠戦での授賞式のため会場入りした際に土屋と再会。とりわけ土屋に対して馴れ馴れしく接し、土屋自身「何か気に食わねえ」と敵視している。性格は軽く、口は悪い。 五十嵐律(いがらし りつ):棋竜 高校生棋士。竜皇戦で安住の連勝を止めた。安住との初対局時点では四段だったが、後に連勝を重ね七段となり、プロ棋士となってから1年足らずで棋竜のタイトルを獲得、一躍時の人となる。昔の棋士の著書を読み漁ったりアマ戦の棋譜を取り寄せるなど、その将棋への情熱に安住も打ちのめされた。 古賀実(こが みのる):七段 土屋の奨励会時代の兄弟子で、安住と土屋を自身の研究会に受け入れる。当初は伸び悩んでいる高橋や宇野への”当て馬”として目論んでいたが、後に二人の実力を認めている。 小関忠夫(おぜき ただお):六段 古賀の研究会所属。酒好きで向上心が無く感想戦にも真剣に取り組まないため、仲間内の評価は低い。 澤(さわ):六段 古賀の研究会に所属しているが、安住らとの顔合わせ以降ほどなくして研究会に参加しなくなり、出番が一切無くなった。 宇野(うの):三段 古賀の研究会所属、奨励会で唯一の女性会員。振り飛車党だが、対局で通用しなくなっている事を自覚しており伸び悩んでいる。安住らの研究会参加を最初こそ疑問に思っていたが、後に実力を認めて以降は、対局で安住の研究を盗用した小関を非難するなど、とりわけ安住に肩入れするようになった。 高橋(たかはし):三段 古賀の研究会所属。大学卒業を間近に控え、年齢制限も見え始める時期にありながら伸び悩んでおり、古賀や土屋に叱咤されている。 堺(さかい):四段 古賀の研究会所属、安住らとの初顔合わせ時点では奨励会三段。はっきり物を言う性格。研究会内での成績は良く、安住のアマ竜皇戦優勝と時期を同じくして四段に昇段した。明星とは同期で少なからず意識しているが「強い相手には目の色を変える(自分に眼中がない)から気に入らない」と敵視しており、いわゆる”出世頭をライバル視”といった様子はない。
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