桂子の実家関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 00:00 UTC 版)
「ナース・ステーション (漫画)」の記事における「桂子の実家関係」の解説
遠野達生 (とおの たつお) 愛媛県松山市に存在するという設定の高砂第1病院の院長の息子で、同病院に勤務する医師。高校は桂子と同窓であるものの、桂子の3学年上でちょうど入れ違いとなったこともあり、在学中に面識は無かった。しかし、高砂第1病院に勤務していた戸辺みどりの持っていた、彼女の1度目の看護専門学校在学時代の写真に写っていた桂子を気に入り、桂子との見合いの段取りが進められたが、桂子に断られた。その後桂子に何度かアプローチを試み、さらに自身の勤務先の病院に入院した桂子の母親の主治医となったこともあって桂子とはある程度接近できたものの、結局、達生の片想いに終わった。 物語終盤には、女性医師・真野絢子(まや じゅんこ)と見合いの話が持ち上がり、桂子以外では珍しく実際に会ってみたいと思い、実際に見合いをし、その後は交際に発展。桂子の存在を気にした絢子から別れを切り出されるということも起こったが、桂子の後押しにより復縁した。本編中では絢子と結婚したのかどうか明記されていないものの、少なくとも結婚して子供も儲けたことが完結編で明らかになっている。 戸辺みどり (とべ みどり) 高砂第1病院に勤務する看護婦。同病院の医師の遠野達生からは「よく働く」と評価されている。 桂子、千里の高校時代からの友人で、共に松山看護専門学校に進む。専門学校1年の秋祭りの際、高校時代から好意を寄せていた元同級生・神坂に告白し、交際を始める。ほどなく神坂の子供を身ごもったことに気づくが、神坂の想いが桂子にあることを知り、自暴自棄になり、自殺を図った。一命は取り留めるも、全てのことに情熱を失い、学校も退学し、桂子や千里との関係も途絶えた。その後しばらくは精神的・肉体的に病み、入院を繰り返す状態だったが、入院時に受けた、桂子と似た印象を持つ新米看護婦の懸命のケアなどで、看護婦に対する思いを蘇らせ、24歳にして看護学校に再入学し、卒業後、現在の職場に就職するに至る。その後、桂子とは、桂子が上京後初の帰省(9年ぶり)の際に再会を果たし、友情を復活させた。神坂とは、桂子との再会の2年前より同棲を始めており、後に結婚した。なお、物語の最終版で桂子が西里大学病院を辞めて松山に帰ってきた時も、高砂第1病院に勤務していた。 千里 (- ちさと/姓不明) 桂子、みどりの高校時代からの友人。子供好きであるため小児科の看護婦を目指して、桂子達と同じく、松山看護専門学校に進んだが、臨床実習の際に遭遇した子供の死にショックを受け、看護婦の道を断念する。進路を保母に変え、資格取得までには至るが、同時期に知り合った男性と結婚し、家庭に収まる。桂子の上京後初の帰省で再会した際には、2児の母となっていた。この時は彼女もみどりの所在を知らなかったものの、桂子がみどりと再会したことで、彼女もみどりと再会した。なお、物語の最終版で桂子が西里大学病院を辞めて松山に帰ってきた後にも、桂子の家をみどりと共に訪れる場面があることなどから、この再会以降は、友人としての付き合いが続いていることが判明している。 成巳 (- なるみ/姓不明) 桂子、みどり、千里とは高校時代から友人として付き合いのある男性で、桂子の実家の近くに住んでいる。桂子の上京後初の帰省をした頃には結婚していて、この時、彼の妻がたまたま体調を崩し、その状態を診た桂子が病院で検査するように助言し、たまたま高砂第1病院で治療を受けたことが、この時までに同病院に勤務していた戸辺みどりとの再会につながった。なお、物語の最終版で桂子が西里大学病院を辞めて松山に帰ってきた後にも、友人としての付き合いが続いていることが判明している。
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