桂宮邸跡とは? わかりやすく解説

桂宮邸跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 13:35 UTC 版)

桂宮邸跡
Katsuranomiya Residence Site
所在地
座標 北緯35度1分41.5秒 東経135度45分44.8秒 / 北緯35.028194度 東経135.762444度 / 35.028194; 135.762444座標: 北緯35度1分41.5秒 東経135度45分44.8秒 / 北緯35.028194度 東経135.762444度 / 35.028194; 135.762444
面積 41,345m2
前身 宮内庁
開園 2022年(令和4年)5月20日
運営者 環境省
現況 表門・勅使門・築地塀庭園が遺る[1]
事務所 環境省 京都御苑事務所
事務所所在地 京都府京都市京都御苑3
備考 一般公開
火曜日〜日曜日9:00〜16:00
※月曜日が祝日の場合は翌日が代替休となる[2]
公式サイト 公家邸跡の庭園”. 環境省. 2022年5月24日閲覧。
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桂宮邸跡(かつらのみやていあと)は、京都府京都府上京区京都御苑に位置する桂宮家邸宅跡及び史跡である[3][4]。2022年5月20日に公開された。

概要

桂宮邸(1847年建築[5])の建造物は幕末には孝明天皇の仮皇居となっていた。また、和宮親子内親王徳川幕府第14代将軍徳川家茂降嫁するまで居住し本邸から江戸に嫁いでいる。

遺構としては、邸宅の薬医門である勅使門と表門と築地塀が遺る[1]。御殿は1893年(明治26年)から1894年(明治27年)にかけて離宮時代の元離宮二条城へ移築[6]庭園幕末孝明天皇桂宮家を仮皇居とした際に造園された庭園が今に遺っている。

仮御所として

孝明天皇皇子祐宮睦仁親王(のちの明治天皇)は、1854年嘉永7年)4月6日から1855年安政2年)までの間、京都御所が火災で焼失し、仮皇居として聖護院門跡で一時過ごした後に桂宮邸を使用した[7]

和宮降嫁のための仮御殿として

1861年文久元年)10月、和宮親子内親王徳川家茂降嫁するまでの1年8ヵ月居住し、本邸から江戸に嫁いでいる[8][9]

脚注

  1. ^ a b 歴史にふれる:京都御苑 桂宮邸跡”. 国民公園協会ウェブサイト. 一般財団法人国民公園協会 京都御苑. 2022年6月14日閲覧。
  2. ^ 京都御苑情報館等のオープンについて”. 環境省. 2022年5月10日閲覧。
  3. ^ 公家邸跡の庭園”. 環境省. 2022年5月24日閲覧。
  4. ^ 京都御苑 新たに休憩所や案内所整備 開所式”. NHK. 2022年5月20日閲覧。
  5. ^ Q.二条城 - 京都市”. 京都市役所. 2019年1月24日閲覧。
  6. ^ 本丸御殿 | 二条城 世界遺産・元離宮二条城”. 二条城 世界遺産・元離宮二条城公式サイト. 2022年5月19日閲覧。
  7. ^ 【幕末維新の頃の聖護院】”. 聖護院門跡ご紹介 - 京都守護職 新選組巡礼会公式ホームページ. 2022年5月19日閲覧。
  8. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)「和宮降嫁」の解説”. コトバンク. 2022年5月19日閲覧。
  9. ^ 篤姫~ゆかりの地を訪ねて~ 第四回 | ニュース・お知らせ | 着物の鈴乃屋”. 着物の鈴屋. 2022年5月17日閲覧。

外部リンク

歴史にふれる:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会


桂宮邸跡

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京都御苑」の記事における「桂宮邸跡」の解説

詳細は「桂宮邸跡」を参照 桂宮邸跡- 邸宅築地塀表門勅使門現存している。2022年5月20日公開された。閑院宮家同じく庭園と池跡が残っている。

※この「桂宮邸跡」の解説は、「京都御苑」の解説の一部です。
「桂宮邸跡」を含む「京都御苑」の記事については、「京都御苑」の概要を参照ください。

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