桂宮家本邸(京都御苑内)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 12:33 UTC 版)
京都御苑の北には桂宮家の本邸庭園が今も残る。敷地の周囲は築地塀で囲まれており、表門と勅使門の2つの門が残る。内部には、幕末に京都御所が焼失し再建されるまでの間、孝明天皇が桂宮邸を仮皇居にした際に造園された庭園跡と池跡が残る。建物群は明治時代中期に元離宮二条城本丸に移築されてしまっているが、現在は一般には2022年5月20日に整備後一般公開されている。 近年、同じ宮家である閑院宮邸跡の庭園が整備後一般公開されて話題を呼んだことから、桂宮邸もそうすべきだとの意見がある。ちなみに閑院宮邸の庭園および建物群も以前は環境省が使用しており、非公開であった。
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