東急東横線元住吉駅追突事故とは? わかりやすく解説

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東急東横線元住吉駅追突事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「東急東横線元住吉駅追突事故」の解説

2014年平成26年2月15日 0時30分頃(列車衝突事故川崎市中原区東急東横線元住吉駅内において、渋谷元町・中華街行き下り各駅停車東急5050系8両編成)が、駅に停車中だった先行列車渋谷元町・中華街行き下り各駅停車横浜高速鉄道Y500系8両編成)に追突先行列車デハY556(元町・中華街方から6両目)とデハY546(元町・中華街方から7両目)、後続列車の1両目クハ5855と2両目デハ5755が脱線しデハ5755がクハ5855の車端部めり込む形(テレスコーピング現象)で双方大破。 両列車には乗員4名と乗客約140名が乗車しており、うち乗客72名が負傷した原因ブレーキシュー車輪隙間などが入って制動力低下し追突至ったためとされている。 平成26年豪雪により運行ダイヤ大幅に乱れていたが、この影響東急東横線渋谷駅 - 菊名駅間で運転を中止し乗り入れ先の東京メトロ副都心線東武東上線西武有楽町線西武池袋線との直通運転中止および一部列車運休、および目黒線武蔵小杉駅 - 日吉駅間で運転を見合わせ、翌16日よりいずれも平常転に復帰した2017年2月6日警察後続列車運転士及び運行指示した電車区長が運行規制しなかったことが事故原因とし、2人業務上過失傷害容疑書類送検する方針固めた2人とも容疑認めている。2017年10月5日横浜地検川崎支部運転士電車区長を不起訴処分とした。 2016年製造され5050系5177編成 は、スカートスノープロウ一体型変更された他、車内同時期に製造され田園都市線5000系6扉車置き換え新造4扉車に準じた仕様になっている。5155編成は5177編成製造されたことに伴い運用復帰せず2017年7月3日廃車された。派生系列も含めて5000系列(横浜高速鉄道譲渡された5156編成を除く)初の編成単位での廃車となった。Y516編成2014年7月総合車両製作所横浜事業所陸送されたが、修理されることなく2017年10月解体場へ陸送され、翌年7月までに全車解体されている。こちらもY500系初の廃車となっている。 なお、Y500系代替としては、暫定的に10両編成を8両で運行していたが(その影響により2014年ダイヤ改正予定だった一部急行10両編成化取り止めになっている)、東急横浜高速鉄道は、お互い車両交換することで一致2017年平成29年)に5156編成とY516編成とで交換による譲渡が行われた。横浜高速鉄道譲渡された5156編成は、Y517編成として2018年平成30年3月塗装変更されて運転を開始したまた、東急側においても5156編成代替として、2019年一部前述の5177編成田園都市線2020系仕様取り入れた5178編成製造している。

※この「東急東横線元住吉駅追突事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
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