東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生による特別態勢
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「TBS NEWS (CS放送)」の記事における「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生による特別態勢」の解説
2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した際は、地上波やBS-TBSと共に開局以来最大規模の特別態勢が執られた。発生直後から地上波との同時放送を始め、15日までの5日近くにわたって震災に特化した報道を続けた。 深夜はニュースバードが制作を担当し、チャンネル専属キャスターに加えて升田尚宏アナウンサーが交代で出演した。15日(BS-TBSは14日)に通常編成へ戻ってからも、20日頃までは朝の時間帯以外も2人のキャスターが出演していた。 発生後の夕方から同月19日の9:00にかけて、スカパー!の全サービス(当時のSD・HD・e2・光)や複数の動画配信サイトにて無料放送(配信)を実施し、YouTubeやUstreamでは18日15:00まで行われた。 JNN系列局の一部では深夜から未明以外の時間帯にも同時放送が行われた。以下にその事例を挙げた。 TBSテレビ 15 - 18日未明については一部の通常番組を休止して、早い日では1:00前から放送した日があった。 青森テレビ 『気象情報』を含む深夜から早朝のレギュラー番組を全て休止し、3月27日まで早朝3:00前から5:15または5:30まで放送していた。 IBC岩手放送 11日以降、毎日午後に定時番組扱いで臨時に放送した(13時台 - 15時台、土曜は12時台と17時台、日曜は10時台・11時台も。CMの放送再開後、CMは差し替え)。未明のフィラー放送も臨時に復活させ、早朝の各ワイド番組にステーションブレイクなしで接続していた(平日は5:30、土曜は5:45、日曜は6:45まで。CMもそのまま放送)。 L字型文字情報は地デジフルセグ画面とアナログ画面ではローカル差し替えで青地を用いて岩手県内の情報を流していた(JNN地上波番組放送時は緑地のTBS発L字画面部を青地の岩手ローカル情報に差し替え、ニュースバード放送時は緑地のTBS発L字画面を内側に寄せて本編画面サイズを縮め、緑地L字画面の左下に青地の岩手ローカル情報L字画面を並列表示している)が、ワンセグのL字文字情報は緑地の首都圏・全国情報をそのまま流していた(IBC自社制作番組はワンセグのL字文字情報表示無し)。 テレビユー福島 普段は同時放送を実施していないが、急きょ実施。全国ネットの番組がない10時台や14〜16時台、それに深夜帯で行われた。16日はゴールデン・プライムタイムの20 - 22時台にも放送された。 JR福島駅西口のマルチビジョンでは平時からニュースバードを放送している。 東北放送・テレビユー山形・新潟放送ほか一部の系列局 上記の各局(ただし新潟放送は2014年5月1日よりフィラー放送を開始した)は普段はフィラー放送を行っていないが、期間限定で実施した(新潟放送・テレビユー山形は3月21日まで)。 BS-TBS 普段の平日朝7時台に加えて、4月1日まで3:00 - 5:00にも定時番組扱いで臨時放送していた(番組表では『TBS NEWS BIRD』と記載)。
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