本願寺継承とは? わかりやすく解説

本願寺継承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/27 07:03 UTC 版)

准如」の記事における「本願寺継承」の解説

石山戦争の折、顕如織田信長和睦し天正8年1580年)に石山本願寺退去紀伊国移ったその後顕如豊臣秀吉寺地与えられ大坂天満に移る。天正19年1591年)に天満本願寺にて得度し、理光院と称したが、秀吉により現在の本願寺の地である京都七条堀川に再び寺地与えられ移転これに伴い准如京都に入るが、翌年天正20年1592年)に顕如没すると、文禄2年1593年)閏9月16日秀吉の命により准如本願寺継承し第十二世となることが決定する西本願寺主張によると、もともと顕如長男である教如天正8年石山本願寺退去の折、織田信長への抗戦継続断念した父に背いて石山本願寺篭るなど父と不仲で、また、信長の跡を継承した秀吉にも警戒されており、自然と准如立てられるようになったという。顕如次男である興正寺顕尊教如同母弟)も准如後見人として自分の娘を正室として迎えさせるなど准如支持まわっており、最終的に准如の母が秀吉頼み込んで三男准如相続実現する准如自身教如とは異母兄弟折り合い悪かった

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本願寺継承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:30 UTC 版)

教如」の記事における「本願寺継承」の解説

文禄元年1592年11月24日顕如示寂にともない本願寺継承する12月10日教如中心として本願寺葬儀七条河原荼毘が行われている。2日後12日には秀吉本願寺継承認め朱印状発行した。ところが本願寺法主後継者指名する際には譲状作成する慣例となっていたが、顕如場合それが作成されないまま教如への継承が行われた。その後石山合戦篭城した強硬派側近に置き、顕如と共に退去し穏健派重用しなかった為、教団内に対立が起こる。 文禄2年1593年)閏9月有馬温泉静養中の秀吉の下を教如の母である如春尼顕如正室)が訪れ顕如天正15年12月6日付で作成したとする譲状提出した。そこには教如ではなく弟の准如後継指名した内容記されていた。

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本願寺継承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 17:49 UTC 版)

蓮如」の記事における「本願寺継承」の解説

嘉吉2年1442年)に第1子長男順如誕生する文安4年1447年父と共に関東訪ね、また宝徳元年1449年)父と北国布教する康正元年1455年11月23日最初夫人、如了尼が死去する長禄元年1457年6月17日父の死去に伴い本願寺第8代を継ぐ。留主職(本願寺派における法主継承にあたり異母弟照(応玄)を擁立する動きもあったが、叔父越中国瑞泉寺住持如乗(宣祐)の主張により蓮如就任裁定となった。なお、歴代住職後継者にあてる譲状存如筆が現存しないことから、この裁定は如乗によるクーデターともされる。この裁定に対して照と継母如円尼は怒り余り本願寺財物持ち出した伝えられるこの頃本願寺多難で、宗派中心寺院としての格を失い青蓮院の一末寺転落しており、青蓮院本寺であった比叡山延暦寺からは、宗旨についても弾圧加えられた。これに対して蓮如延暦寺の上納金支払い拒絶するなどした。

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