朝鮮への進出とは? わかりやすく解説

朝鮮への進出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:51 UTC 版)

日窒コンツェルン」の記事における「朝鮮への進出」の解説

野口水俣工場延岡工場拡張しながら、更に朝鮮でも大規模硫安製造業建設行った1925年6月朝鮮総督府から蓋馬高原鴨緑江支流赴戦江[韓国語版]の水利権得て20kW赴戦発電所[韓国語版]を建設した。これにより1926年1月朝鮮株式会社、翌1927年5月には、朝鮮窒素肥料株式会社設立された。1933年5月には長津江[韓国語版]、1937年1月には虚川江の電開発着手合計12箇所発電所87kW電源確保した。 これら蓋馬高原建設したダムによる大電力を利用してダム群の日本海側にあたる咸鏡南道咸興郡には興南永安本宮の3工場建設された。これらの工場では主に合成アンモニア原料にした硫安、硫燐安などの肥料製造されたが、他にも油脂石炭低温乾留アルカリカーバイド火薬金属精錬など多角的な化学工業展開された。 興南地区には、朝鮮窒素肥料など10社を超える子会社関連会社設立され面積1980m2、従業員は45千人家族含めた総人口18万人達していた。設備能力では電解設備世界第1位、硫安年産能力50tで世界第3位と、世界屈指の化学コンビナート成長した。これらの事業中心水俣本社工場とともに朝鮮興南地区置かれた。

※この「朝鮮への進出」の解説は、「日窒コンツェルン」の解説の一部です。
「朝鮮への進出」を含む「日窒コンツェルン」の記事については、「日窒コンツェルン」の概要を参照ください。

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