朝鮮コーナーにおける誤展示と撤去
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 08:53 UTC 版)
「大阪国際平和センター」の記事における「朝鮮コーナーにおける誤展示と撤去」の解説
「日本統治時代の朝鮮」、「国民徴用令」、および「強制連行」も参照 2011年10月28日、「朝鮮コーナー」の写真4枚すべてが解説文の内容と異なっていたとして撤去された。これは、大阪維新の会(当時)所属の府議による「間違いではないか」との指摘を受けて調査した結果、1939年以降に日本に連行された朝鮮人の証拠写真として、戦前朝鮮に建設された水豊ダムの作業現場を撮影した写真、および1926年9月9日付の新聞に掲載された写真を「虐待された土木労働者」として、1932年に撮影された写真2枚を「鉄道工事場での朝鮮人虐殺」として展示していたことが判明したためである。 解説文には「昭和14年以降、労働力不足を補うため、朝鮮人を強制的に日本に連行して労働に従事させた。形式的に募集、官斡旋などと称されていたが実質的には全て強制だった」と記されていた。これらは1991年の開館時から20年以上に亘り展示されていた。展示を企画した担当者がすでに他界しており、どのような経緯で誤った写真を展示したのか不明だという。
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