月船教団
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「銃夢 LastOrder」の記事における「月船教団」の解説
月船教団(スターシップ・カルト)はバネ足ジャックにより設立され、月面都市を中心に活動していたサーカス団だった。しかし後に団員メイザース・フーフォンによりカルト団体化し、集団自殺や殺人教唆を行ったため指名手配されている。宇宙天使隊と3回戦で対戦する。 ベーコン 月船教団先鋒。人間大砲の異名を持つが、1回戦の相手「キーツ」との戦いで死亡。以下は2回戦以降のオーダーである。 ダルバンガ 月船教団先鋒(繰り上がり)。インド式暗黒マジックの使い手で、エルフ・ツヴェルフを相手に観衆全体をも巻き込んだ集団催眠を引き起こすほどの催眠術の使い手。しかし戦闘に関しては素人のようで、2人が張っておいた単分子ワイヤーのトラップにあっさり引っかかって敗れる。 リリー 月船教団次鋒。星の保育園協会の卒業生である。非常に高い被催眠性を有し、ジャックの声に合わせて体質を自在に変化させることができる。その再現性は生身の体でゼクスのブレードを受け止めたほど。ジャックの声帯模写を行ったゼクスによってプリンに変えられ崩壊した。 バネ足ジャック 月船教団中堅。本名モロネヴ・メンヒル。星の保育園協会の卒業生(es.560年(2516年)卒・46歳)であるが、社会に敗れ絶望的な無力感を味わっていた。その後己の内面に響く神の声に従い月船教団の前身のサーカス団「フェノメナ」を創設した。刹那的・厭世的な性格で、ガントロール時代の恩人であるはずのクー・ツァンらに道化と化した自分の姿を見せるのを楽しみにしていた。 会話から相手を暗示に落とすのが得意のようで、イカサマのロシアンルーレットを引かせてエルフを撃破。ツヴェルフも催眠で無力化しリリー同様に自分の武器として利用した。だがゼクスには通用せず、ブレードで両断されて倒される。 メイザース・フーフォン 月船教団副将(実質的な大将)。もともと人体実験に使用するために作られた子供であったが、事故で研究員がほぼ全滅した後に脱走した。あても無くさまよっていた所をバネ足ジャックに拉致される。「MC/ムーン・チャイルド」と命名されるも、後に「フーフォン」の名を与えられると、突如覚醒して逆にフェノメナをのっとり、現在の月船旅団に再編成した。マインド・コントロールにより多数の女性信者を引き連れ、時には彼女らに集団自殺をさせることも厭わない危険な人物。自称「メスメル流幻術」の使い手で、観衆全体を集団幻覚に陥れ、ゼクスにも幻視・幻聴を仕掛けて自刃に追い込んだ。さらに、観客までも無差別に人体自然発火で殺害する催眠技「アンダーソン局在」で会場をパニックに陥れたが、ゼクスに手甲の反射によって本来の位置を見破られ撃破された。 実はゼクスと交戦していたのは操られた影武者で、真のフーフォンは会場内に潜み様子を伺っていた。影武者を遥かに上回る強大な精神攻撃を操るが、ムバディには通じず倒された。 ミーシャ 月船教団に洗脳され、同行していた女性信者の一人。フーフォンの命令で他の信者と共に自殺しようとするがゼクスに止められる。フーフォンとの対戦後教団側の五人目の選手としてエントリーされていたが、ゼクスが対戦を拒否し、彼女自身も降参した為そのままタイムアップ、試合結果は「3-1」で終わった。
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