ツヴェルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 13:44 UTC 版)
ドイツ語で「Zwölf(12)」の名を持つ組織。教義に基づく宗教団体ではあるが、経済・軍事団体を統べる巨大な組織。中世の頃より脈々と受け継がれてきたテンプル騎士団が母体。 医療技術や科学技術は最先端かつ強力で、またデモニアックなどの技術の大元でもあり、ヴィクター、メイフォン、エレア、サーシャらが所属している。「神の名の元に世界を支配する」という目標の下、元々は医療目的であったサーシャのナノマシン研究を、サイボーグに次ぐ人体兵器化の軍事研究へと流用し、ある計画を進めるが、組織の一員かつ素体として勧誘したザーギンの反逆に遭う。しかし、計画履行を阻止するザーギン一派と対立しながらも、暗躍は続けている。 XATを設立し、ザーギンを誘き出す餌としたのも組織の意向。ジョセフはザーギンの血によってブラスレイターとなってからは、ガルムとエレアを通じてツヴェルフからの情報を得ながら、ザーギンを追跡していた。 ヴィクター・シュタッフス 声 - 斧アツシ XATを率いる長官。ウォルフと並ぶほどの巨漢で、髪から髭まで続くライオンのような剛毛が特徴。冷静沈着な面持ちで職務を全うしていたが、XAT長官とは表の顔に過ぎず、裏の顔はベアトリスが「真の敵」と呼ぶツヴェルフの管区長である。かなりの自信家でどす黒い野望に満ちており、政治的な立ち回りに長けてはいるが、実際の戦闘指揮においては不測の事態に対応し切れず、苛立ちを部下にぶつけることが多い。ツヴェルフ本部が多数の融合体に包囲された際、地下コンピュータルームへ進入してきたザーギンによって、強制的にコンピュータと融合させられてしまう。
※この「ツヴェルフ」の解説は、「ブラスレイター」の解説の一部です。
「ツヴェルフ」を含む「ブラスレイター」の記事については、「ブラスレイター」の概要を参照ください。
- ツヴェルフのページへのリンク