旧・カネトモとは? わかりやすく解説

旧・カネトモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:45 UTC 版)

リオ・ホテルズ」の記事における「旧・カネトモ」の解説

1966年昭和41年)に北海道札幌市ギフト用品販売会社として株式会社カネトモとして創業1987年昭和62年)にビジネスホテル事業進出し帯広市ホテルパコ帯広開業同業他社先駆けて天然温泉大浴場併設したことで差別化図り1990年代には釧路札幌旭川函館へも進出し、ホテルパコチェーン(HOTEL PACO CHAIN)を形成したJR北海道車内誌吊り広告ローカルCMなど北海道民と来道者向けた宣伝長らく展開しており、セイコーマート同じく北海道内では知名度が高い企業であったしかしながら2000年代入りルートインホテルズ東横イン・スーパーホテルなどが相次いで道内各地新築ホテル開業したことで価格競争始まり収益徐々に低下2004年ホテルパコJr.札幌ススキノ不動産ケン・コーポレーションに、2005年帯広1・旭川不動産ゴールドマン・サックス売却しリースバックによる運営切り替えた天然温泉備えた高級指向ビジネスホテルラ・ビスタ」が進出した釧路函館は、日帰り入浴施設並み天然温泉大浴場リラクゼーション設備備えた新館2008年-2010年にかけて竣工させたが、不動産証券化外部から建築費用賄う目論見リーマン・ショック影響頓挫し建設費用負債抱えることになり経営圧迫するようになった2010年には開業まもない新館擁していたホテルパコ釧路新設会社株式会社ケーユーKU)へ分割承継した。 2012年前出ゴールドマン・サックス不動産売却した帯広1・旭川所有権ケン・コーポレーション譲渡同社とカネトモとケン不動産リース合弁会社 株式会社北海道PKホテルマネジメント運営移管され「プレミアパコ」に改称した2015年3月17日付で宿泊価格競争激化などを背景資金繰り悪化したことを理由に、函館帯広釧路北見ホテルパコ運営していたカネトモとケーユー東京地方裁判所民事再生法の適用申請し倒産。カネトモの負債は約72億5千万円、ケーユー負債は約26億5千万円。リオ・ホールディングスが再建スポンサーとなる。。 「プレミアパコ」はケン・コーポレーション資本下へ移っていたため、報道直後に「ホテルパコグループとは関係ない」旨の告知がプレミアパコのホームページ一定期間掲載された後、ケン不動産リースのビジネスホテルブランド「プレミアホテル-CABIN-」へ統合され無関係となっている。

※この「旧・カネトモ」の解説は、「リオ・ホテルズ」の解説の一部です。
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