日本将棋連盟との対立とは? わかりやすく解説

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日本将棋連盟との対立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:43 UTC 版)

日本女子プロ将棋協会」の記事における「日本将棋連盟との対立」の解説

2007年発足以来日本将棋連盟会長米長邦雄との軋轢仕事斡旋での度重なるトラブルホームページ上等で取り沙汰されていた。 石橋幸緒代表理事とするLPSAは、2012年7月1日付で、それまでLPSA所属ツアープロであった渡部愛を、独自の規定女流棋士認定基準)により女流棋士女流3級)と認定したその後渡部日本将棋連盟運営する女流公式戦女流棋士として出場させるよう連盟求めLPSAと、連盟定めた女流棋士認定基準曲げられず、LPSA要求受け入れられないとする、連盟並びに女流公式戦スポンサー)との対立深刻化した。 2013年1月28日LPSAは、1月30日予定されていた第6期マイナビ女子オープン準決勝里見香奈女流四冠 - 石橋幸緒女流四段戦について「対局断念する」と発表した同日LPSAは「第6期マイナビ女子オープンに関するマイナビ連盟LPSA三者間における契約解除通知書」を連盟送付した1月30日石橋里見との対局放棄した連盟2月22日記者会見開きLPSA及び石橋マイナビへの謝罪行い、さらに女流棋士認定基準について協議応じるなら渡部への特例認める」という妥協案をLPSA提示した拒否されたことを明らかにした上で今後についてLPSAとは新規棋戦契約行わない」「石橋については連盟主催棋戦への出場を最低1年間禁止する」等の方針発表したLPSA連盟会見内容に対して反発し対立泥沼化した。 その後LPSA6月19日に「株式会社マイナビ様への謝罪」という文章公式サイト掲載しLPSA一定の非があることを認めた。これを受けて連盟7月1日付で渡部女流3級扱い特例として認めた。しかし、LPSA謝罪文1か月程度取り下げられたこと、また8月石橋が『週刊新潮誌上連盟マイナビ批判する発言行ったことなどから、10月2日連盟は (1)従来LPSAとの間で締結していた棋戦運営に関する合意書9月30日期限切れをもって更新しないこと、(2)現在のLPSAとは一切契約交渉行わないことを発表した2014年1月28日LPSAは、石橋1月末で現役引退し理事任期満了する2月25日代表理事退任し同日付でLPSA退会することを発表した2月25日開かれたLPSA定時総会で、中倉宏美代表理事就任した同日記者会見行った中倉は、連盟女流公式戦スポンサーに対して「迷惑をかけてきたことをおわびし、関係を修復していきたい」と述べこれまでの路線転換する方針打ち出した4月19日中倉連盟女流公式戦スポンサーへの謝罪文公表した5月30日LPSAは「公益社団法人日本女子プロ将棋協会 棋士規程」を改定し、LPSA女流棋士認定基準を、連盟女流棋士認定基準()事実上同一とした。6月1日連盟LPSA改めて「棋戦運営に関する合意書」を締結した

※この「日本将棋連盟との対立」の解説は、「日本女子プロ将棋協会」の解説の一部です。
「日本将棋連盟との対立」を含む「日本女子プロ将棋協会」の記事については、「日本女子プロ将棋協会」の概要を参照ください。

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