日本将棋連盟からの抗議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 19:01 UTC 版)
2001年7月21日に、兵庫県明石市のJR朝霧駅前歩道橋で花火大会の見物客11人が死亡し、247人の負傷者を出す将棋倒し事故(明石花火大会歩道橋事故)が発生した際、4日後の7月25日付けで日本将棋連盟が報道機関に対し「将棋倒し」の表現は「誠に不適切な使い方である」として、事故などの報道でこの言葉の使用をやめるよう要望書を出した。なお、日本将棋連盟の要望書は明石花火大会歩道橋事故に対してのみならず、群集事故の報道全般について「将棋倒し」の語を使うのをやめるよう強く求めたものである。 同連盟からの抗議を受け、以降はNHKでは「人が折り重なって倒れ…」との表現に改めている。また民放などでは使用を少し控える程度であったが、最近ではあまり使用されなくなった。また「ドミノ倒し」の表現も同じく使われていない。
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