日本国内PC版
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まだ本作の移植版がなかった1983年、プログラマーの森田和郎が製作した『アルフォス』がエニックスから発売された。完全に本作を意識した酷似作品で、発売に際して許諾を得てナムコのコピーライトが入っている。森田は「マイコンでゼビウスのようなゲームが本当に不可能か、試しに作ってみたら作れてしまった」とのことで、遠藤も完成度の高さを認めている。 電波新聞社から発売されたPC-6001版(1984年)は登場キャラクターは同じであるものの、ハードウェア上の制約から、別のゲームとも言えるほど異なるビジュアル・内容となっている。そのため、ナムコからゼビウスの名を冠することを許可されず『タイニーゼビウス』(小さなゼビウスの意)という名称となった。なお、後になって一部に知られるようになるが、このタイニーゼビウスを製作した松島徹は当時中学生だった。その後、マップやBGMなどをオリジナル版に近づけた『タイニーゼビウス Mk-II』も発売された。同社に持ち込まれたものの、発売されなかったMZ-700版は雑誌Oh!MZに掲載された。 電波新聞社からはX1版を皮切りに「タイニー」ではないゼビウスもリリースされた。 X1版(1984年5月)は藤岡忠によって作成。3エリアごとにデータをロードするかたちになっている。テキスト画面を、通常のキャラクタの半分である4ピクセル、表示行を通常の倍である50行と設定することによって、4ドット単位でのスクロールを実現している。 FM-7/FM-77版(1984年11月) は道浦忍によって作成された。プレイヤーがキーボードのキーを離したことを検出できないというハードウェア的な仕様により、移動キーを一旦押すと、キーを離してもそのまま直進する。止めるには別のキーを押す必要があった。このためにアーケード版同様に操作可能な専用ジョイスティックが電波新聞社から発売され、話題を呼んだ。本作以降の同社のFMシリーズ用ゲームソフトは、すべてこのジョイスティックに対応している。 PC-8001mkIISR版(1985年)は、X1版と同じ藤岡忠による移植。テープ版にもかかわらず全16エリアがオンメモリでロードされるのが最大の特徴。またVRAMが2面あることを利用して、キャラクターが重なった際のキャラクター欠けを軽減し、2ドット単位の背景スクロールを実現している。 PC-8801版は芸夢狂人によって制作され、エニックスから発売された。海の色が黒い。PC-8801mkIISRのV2モードでは起動しない。8801-11(FM音源ボード)には、非対応でSR以降のみFM音源対応となっている。 MZ-2500版(1986年1月)はハードウェアによるスムーススクロール、4,096中16色のパレットボードに対応し、データ圧縮によるオンメモリでの動作を実現した。後半部分にはスーパーゼビウスのデータも含む。
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日本国内PC版
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PC-8801版およびX1版がホット・ビィから1986年12月に発売された。
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