スーパーゼビウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 21:16 UTC 版)
1984年には本作の続編である『スーパーゼビウス』(Super Xevious)が発売されている。これはロム交換による販売を前提に作られ、基の『ゼビウス』のプログラムを手直しする形で作られた。 稼動開始から1か月もたたないうちに1,000万点以上のハイスコアを出すプレーヤーが次々と出現したため、「1コインで長時間粘られて設置店に利益が出にくくなることを解消する」などの理由で開発されたと言われているが、遠藤雅伸は一回当たりのプレイ料金の低い日本国外(主にスペイン・イタリア)向けに難易度を劇的に上昇させて販売したバージョンがあり、それを伝聞した日本のヘビーユーザーによる日本国内での発売要望によって製作したと語っている。 内容はほぼ同じながら難易度の大幅な上昇と、「ギャラクシアン」「タンク」「ファントム」「ヘリコプター」「ファルコン」などの各種隠しキャラクターの増加が特徴。 難易度の上昇は非常に激しく、後半面になるとブラグザカートが同時に大量発生し、また隠しキャラクターのいくつかは破壊すると点数がリセットされるという陰険なフィーチャーがあり、当時のファンの怒りを買った。後に開発者もこの件については「やりすぎだった」とコメントしている。 この『スーパーゼビウス』とは別に、ファミコン版オリジナルの続編として『スーパーゼビウス ガンプの謎』が開発された。こちらも任天堂VS.システム対応でアーケード逆移植されているが、これについての開発には遠藤雅伸本人は係わってはいない。 『スーパーゼビウス』は、MZ-2500版、X68000版ゼビウス(1987年/電波新聞社)やPlayStation版『ゼビウス3D/G+』(1997年)、ニンテンドーDS版『ナムコミュージアムDS』(2007年)に収録されている。
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