新たな進路へ
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伊藤は2015年8月31日付で約12年間在籍した牧バレヱ団を退団した。退団の主な理由としては、主宰するバレエ教室での後進の指導に力点を置き、今まで得たものを活かしてバレエ芸術の魅力や喜びなどを広めていきたいということであった。 伊藤は自身のブログで感謝の言葉とともに、「いつの日かまた舞台で踊り手としての伊藤友季子をご覧いただくことが出来ればと願っております」と述べている。牧バレヱ団での最後の舞台は、菊地研をパートナーとした『ライモンダ』第3幕であった。
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新たな進路へ
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「エレオノーラ・アバニャート」の記事における「新たな進路へ」の解説
2015年4月、アバニャートはローマ歌劇場バレエ団の芸術監督に就任した。これはローマ市長から「閉鎖の危機に瀕しているローマ歌劇場を救ってほしい」と要請を受けたためで、祖国イタリアからダンスの伝統が消えることだけは避けたいという思いからの決断であった。アバニャートがこの要請についてパリ・オペラ座総裁ステファン・リスネールに相談したところ、「ぜひやるべきだ」との賛同を得た。 アバニャート自身はエトワールとしての定年まであと3年あったため、パリ・オペラ座で踊り続ける機会を残しておきたかった。彼女はこのことについて「古典全幕ではなく、自分の芸術性を活かせるような作品に挑戦する年齢に差しかかっていますから、この二つのキャリアを持つのにふさわしい時期だったのだと思います」とダンサーと芸術監督の両立に意欲を見せていた。 アバニャートはローマ歌劇場バレエ団芸術監督就任を承諾するとともに、ブレゲ、レペット、ヴァレンチノなどの有名ブランドにコンタクトを取ってローマ歌劇場への支援を依頼した。これらの支援策が功を奏して、ローマ歌劇場バレエ団の舞台は満席が続き、『くるみ割り人形』公演では過去最高の興行収入を上げるなどの成果を得た。 アバニャートはパリとイタリアを往復して仕事をしていたため、ローマで暮らす夫のフェデリコ・バルザレッティとは普段は離れ離れに暮らしていた。バルザレッティは負傷によって2015年8月12日に現役引退を表明し、ASローマのチームスタッフとなっていた。アバニャートによれば、バルザレッティには負傷の直前、パリ・サンジェルマンFCからオファーが来ていたという。「不思議なめぐりあわせで二人ともローマに居を定めることになりました。人生ってそういうものなんだと思います」とアバニャートは語っていた。 ローマ歌劇場バレエ団芸術監督の契約期間は3年間で、これはアバニャート自身のパリ・オペラ座エトワール定年までと同じ期間である。2019-2020年のシーズンに予定されるパリ・オペラ座でのアデュー(引退)公演は、『椿姫』に決定している。
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