政府・与党内の動きとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 政府・与党内の動きの意味・解説 

政府・与党内の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:35 UTC 版)

皇室典範に関する有識者会議」の記事における「政府・与党内の動き」の解説

小泉首相皇室典範改正案成立積極的であり、施政方針演説では次のように明言した象徴天皇制度は、国民の間に定着しており、皇位将来にわたり安定的に継承されるよう、有識者会議報告沿って皇室典範の改正案を提出いたします。 — 内閣総理大臣小泉純一郎2006年平成18年1月20日第164回国会衆議院本会議における施政方針演説 一方与党自由民主党では“ポスト小泉”の総裁候補いずれも改正慎重な態度示した当時内閣官房長官だった安倍晋三は、有識者会議が「男系維持方策に関してはほとんど検討もせず、当事者である皇族ご意見にも耳を貸さず拙速議論進めたこと」を批判したフジテレビ番組では「ずっと男系で来た伝統をすぐ変えるかどうか慎重になるのは当然ではないか」と発言した麻生太郎谷垣禎一らも改正慎重な姿勢示した。 ところが2月10日秋篠宮妃紀子懐妊の報により与党内で慎重論強まったことを受けて小泉首相皇室典範改正法案の提出先送りすることを発表した。そして、9月6日秋篠宮文仁親王と同妃紀子第3長男である若宮悠仁親王当時皇位継承順位第3位)が誕生したことにより、当面の間皇位継承権者不在となる可能性遠退くと、親王誕生当日には2007年通常国会でも法案の提出行わない意向示した小泉後任となった安倍首相就任後2006年平成18年10月3日参議院本会議において「慎重に冷静に国民賛同得られるように議論重ね必要がある」と発言し有識者会議初会合から短期間女系継承容認報告書をまとめたことを批判した。翌2007年平成19年1月には、「悠仁親王誕生により(有識者会議の)報告書前提条件変わった」として、有識者会議報告書白紙に戻す方針示し、「男系による皇位継承維持方策について、政府内で議論開始する」とした。 なお、小泉純一郎自身も、総理退任後2016年平成28年9月7日日本外国特派員協会会見し、「男の子生まれているときに、この議論はしない方がいい。男の子として継ぐ方(=悠仁親王)がおられる限りは、そういう女性天皇考える必要はない状況になった」として、「女性天皇女系天皇に関する議論はすべきではない」と表明した

※この「政府・与党内の動き」の解説は、「皇室典範に関する有識者会議」の解説の一部です。
「政府・与党内の動き」を含む「皇室典範に関する有識者会議」の記事については、「皇室典範に関する有識者会議」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「政府・与党内の動き」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「政府・与党内の動き」の関連用語

政府・与党内の動きのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



政府・与党内の動きのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの皇室典範に関する有識者会議 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS