携帯電話事業者の動向
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「フェムトセル」の記事における「携帯電話事業者の動向」の解説
NTTドコモ 2007年(平成19年)秋頃より開発を始めた。 2009年(平成21年)11月18日よりマイエリアサービスを開始。 2012年9月30日 マイエリアサービスを終了。但し、圏外対策としてのフェムトセル提供は継続する。 2012年12月 世界初となるLTE/3Gの両方式に対応したXiフェムトセルを提供開始。当初はVoLTEでの通話に対応していなかったが、2018年半ばごろから対応している。 ソフトバンク 2007年6月28日に総務省より2007年6月から12月の期間の実験局(現実験試験局)の免許を取得。ベンダー8社が参加した実証実験を2007年の6月から行い、英アイピー・アクセス、英ユビキシス、米モトローラの小型基地局での利用実験をメディアに公開した。 2009年春より岡山県新見市にて実証実験を行う。 2010年(平成22年)5月10日より受付開始。 ホームアンテナFTの名称にてサービス中で、ドコモやauと比較し利用可能な回線が圧倒的に多く、ブロードバンド回線の無い利用者には無料でADSL回線を用意する。 2017年より4G LTEおよびVoLTEに対応したホームアンテナFT(4G LTE)を提供開始。3G (W-CDMA) での通信や通話には対応しない。 2018年04月09日 3G版ホームアンテナFTの新規受付を終了し、設置に至っては2018年06月末日までに行わないものをキャンセルとするとした。 KDDI (au) 従前のKDDIは、フェムトセルの研究はしているが、様々な問題から採用には消極的な姿勢を見せていた。 2009年4月1日から3日にかけて米国ラスベガスで開催されたCTIA Wireless 2009において、KDDIと関わりの深い日立製作所(2009年当時)が1xEV-DO Rel.0/Rev.A両対応版のフェムトセルを開発していると発表。 2010年2月2日、夏以降にauフェムトセルサービスを開始と発表。当初は利用条件としてauひかり回線が必要であった。 対応音声用端末に関しては、P001およびS002および法人向けを除き、iidaおよびIS series(個人向けスマートフォン・スマートブック)を含む2009年春モデル以降の個人向けau 3G端末が対応する。2009年春モデルから2010年春モデルまでについては別途ケータイアップデートにて対応。2010年夏モデル以降については標準で対応する。 2010年10月よりサービスを開始。auひかりのほか、電力系通信事業者や提携ケーブルテレビなどのauフェムトセル対応のブロードバンド回線への加入が条件となる。 契約できるのは、設置希望場所の電波環境調査を行った上でau側が設置可能と判断した場合のみで、希望者全てが契約できるわけではない。 設置可能な場合は再度の電波調査を行った上で申請手続きを行い開通するまでにおよそ40日前後かかる。 2014年12月12日よりau 4G LTEおよびau VoLTEに対応したauフェムトセル (VoLTE)を提供開始。au 3G (CDMA2000) での通信や通話には対応しない。auフェムトセル(3G)の対応回線に加えてNTT東西のフレッツ光にも対応した。 2016年3月31日 auフェムトセル(3G)の受付を終了。 楽天モバイル 2020年4月8日、無線LANルーター機能付きの小型LTEフェムトセル「Rakuten Casa」を発売。(自社の光ブロードバンド通信サービス「楽天ひかり」契約者向け)。販売費用に対してRポイントバックをおこなっているため実質無料で提供している。当初は、楽天ひかりと楽天のプロバイダが必須条件だったが、現在は、楽天モバイルの指定する光回線及びプロバイダ加入者に対して提供するようになった。
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