投入スケジュール
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「新幹線N700系電車」の記事における「投入スケジュール」の解説
2006年5月26日のJR東海・JR西日本両社の発表では、投入計画は以下のとおりとされた。 2007(平成19)年度:23編成 …東海15、西日本8 2008(平成20)年度:17編成 …東海16、西日本1 2009(平成21)年度:14編成 …東海11、西日本3 計:54編成 …東海42、西日本12 費用はJR東海が約2000億円、JR西日本が約600億円である。その後、営業運転開始後の好調と増備によるさらなる地球環境への貢献を図るため、2009年度以降にも追加投入され、合計で1,500両以上が製造されることとなった。 2007(平成19)年度:24編成 …東海16 (+1) 、西日本8 2008(平成20)年度:17編成 …東海16、西日本1 2009(平成21)年度:21編成 …東海16 (+5) 、西日本5 (+2) 2010(平成22)年度:18編成 …東海16、西日本2 2011(平成23)年度:16編成 …東海のみ 計:96編成…東海80・西日本16 ( ) は当初計画からの増加。Z0編成を含めた場合だと、97編成…東海81・西日本16 追加投入の費用はJR東海が約1,800億円、JR西日本が約200億円で、総額はJR東海が約3,800億円、JR西日本が約800億円となる。 2012年3月17日ダイヤ改正で、「のぞみ」定期列車がすべて本系列での運行に置き換えられ、「ひかり」「こだま」への充当も増やされ東海道新幹線の定期列車の約64 %が本系列で運転されている。 2012年度からは、1000番台「N700A」の投入が開始された(前述)。続いてJR西日本も2012年12月21日に2013年12月頃に1編成の投入を発表した。また、2014年11月19日に、2015年度と2016年度に8編成の追加投入を発表した。 2012(平成24)年度:6編成 …東海のみ 2013(平成25)年度:8編成 …東海7、西日本1 2014(平成26)年度:6編成 …東海のみ 2015(平成27)年度:10編成 …東海6、西日本4 2016(平成28)年度:10編成 …東海6、西日本4 2015年10月には、JR東海が2016年度から2019年度にかけて計20編成を追加投入し、2019年度末にはすべての車両がN700Aタイプになると発表した。続いてJR西日本も2016年12月21日に2017年度から2019年度にかけて15編成の追加投入を発表した。 これらの編成は、新しいブレーキライニングを装備し従来のN700Aよりも地震ブレーキの停止距離が約5 %短縮される他、パンタグラフの状態監視機能の追加、台車振動検知システムの強化、ATC状態監視機能の強化などが行われ、既存のN700・N700Aもこれらの機能を反映させる改造工事が2017年度から2019年度にかけて行われる。費用はJR東海の場合、車両の製造費・改造費で1040億円。 2016(平成28)年度:1編成 …東海のみ 2017(平成29)年度:10編成 …東海7、西日本3 2018(平成30)年度:13編成 …東海7、西日本6 2019(平成31,令和元)年度:11編成 …東海5、西日本6
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