技術開発経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 00:01 UTC 版)
全国防草ブロック工業会が採用している防草技術は、長年に渡り一人の老人(故石川繁氏:昭和6年生れ、愛知県半田市出身)の研究努力とその長男(現:全国防草ブロック工業会顧問、防草研究会代表)石川重規氏によって、過去に例のない防草技術として(エビデンス構築)考案される。2000年当時に健康の為にはじめたウォーキング途中、木陰で休んでいた松の大木から下方へと土手からハミ出した太い根が気になり眺めていた事が研究のキッカケとなる。技術構築には試行錯誤の繰返しではあったが、研究の為に公的資金や研究機関、産学との連携をとる事はせず、全て故石川氏個人による実証研究で実施されていた。その後、長男である石川重規氏が引き継ぎ、当初国立大学法人名古屋大学 (生物機能開発利用研究センター、農学博士 北野英己名誉教授)と、植物の成長メカニズムの解明へ向けた研究体制がとられた。また、特に雑草問題に頭をかかえている沖縄県では、いち早く本防草技術製品に着目しており、内閣府の沖縄総合事務局/南部国道事務所による3年間のフィールド施工検証(宜野湾国道BP)も既に平成27年秋に終え、防草ブロックによる防草効果を実証し評価しており、現在では国土交通省はじめ地域自治体、大学、研究機関など計10ヶ所で技術検証(フィールド試験)が続けられており、道路用二次製品として国内唯一の「環境製品」として多くの有識者が評価している。現在ではjWBAと国立大学法人宇都宮大学(雑草管理教育研究センター)との共同研究態勢もとられており、防草ブロック野外操作実験とラボ施設内での新たな取り組みも実施されている。
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