技術院総裁時代とは? わかりやすく解説

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技術院総裁時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 22:10 UTC 版)

八木秀次」の記事における「技術院総裁時代」の解説

八木レーダー開発など立ち遅れていた日本科学兵器開発指導するため、海軍永野修身軍令部総長推薦受けて技術院総裁就任した内閣技術院総裁である八木自身熱線誘導兵器研究推進していた。因みに研究技術者井深大海軍技術将校盛田昭夫出会い戦後ソニー創業するきっかけとなった敗色濃厚となった1945年昭和20年)には衆議院予算委員会質問応え、「技術当局は『必死でない必中兵器』を生み出す責任があるが、その完成待たずに『必死必中』の特攻隊出動を必要とする戦局となり慙愧に耐えない」との大意答弁行っている。これを聞いて委員会出席者中には涙する者もあったとの当時の報道がある。精神主義特攻隊賛美ばかりが横溢する戦時下にあって科学技術者としての勇気示した発言として名高い

※この「技術院総裁時代」の解説は、「八木秀次」の解説の一部です。
「技術院総裁時代」を含む「八木秀次」の記事については、「八木秀次」の概要を参照ください。

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