悪徳の七王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 19:07 UTC 版)
ベール=ゼファー 「ベール=ゼファー」を参照 ルー=サイファー クラス:転生者 声:宮崎羽衣 “金色の魔王”の二つ名を持つ魔王。爵位は大公。古代神の一人。傲慢を司る。第三天使の喇叭事件(ナイトウィザードルールブックに掲載)を起こした張本人。人間体の現し身の姿は金髪縦ロールの18歳(のちに6歳)の少女。傲慢だが支配者としての強いプライドを持ち、自らが支配するこの裏界を愛してもいる。ルーにとって裏界は護るべき安息の地であり、封印された地とは考えていない。嫉妬深い性格で、それゆえに他の魔王の邪魔をするために人間に手を貸すことがある。 人間界に送り込んだ強力な現し身が倒されたことで魔力を大きく減退させてしまい(リプレイ『合わせ鏡の神子』)、一時は支配者の地位から転落したかに見えたが、側近であるエイミーやイコ=スーに、第八世界の次元の狭間に存在する自らの領地「ラビリンスシティ」を支配させ、復活を急いでいた。この間、魔王たちの間では、ルーによる危機管理スキームが発動されているとも知らず、次代の支配者の地位を巡って今まで以上に激しい陰謀戦が繰り広げられていた。 のちにテスラ=陽炎=フラメルという6歳の錬金術師の少女に転生(リプレイ『聖なる夜に小さな願いを』)。他の魔王に寝首をかかれないようラビリンスシティの宮殿に隠棲し、失われた自らの力の結晶である「獣の欠片」を集めている。人間界での活動はルイズ(声:中西英樹)やデューク=オブ=ヨークといった配下のウィザードに任せている。転生後は、依代となったテスラの魂が残っているせいか性格はやや丸くなっており、稀にテスラの人格が現れる事がある。また、テスラの好物であるチョココロネを好むようになった。 元ネタはルシファー。 アスモデート リプレイ『紅き月の巫女』『聖なる夜に小さな願いを』に登場する魔王。色欲を司る。ディングレイと「どちらが先に世界を滅ぼすか」の賭けをして6500万年を掛けて計画を練り、第八世界をそのものを破壊しようとしたが、その度に配下のウィザードの裏切りで失敗している。人間界に初めて現し身が訪れたときは菊田健二という男子学生の姿をとった。のちにメイオルティスの力を借りて復活し、自身の武器「柱」でラビリンスシティの空間に穴を空け、第八世界への冥魔の侵攻を手助けする役割を果たした。元ネタはアスモデウス。 レビュアータ クラス:夢使い “魔王蛇”の二つ名を持つ魔王。嫉妬を司る。本体は世界のどこかで眠り続けている巨大な蛇で完全に覚醒すると世界が崩壊する。人間の姿の現し身はパジャマを着ていつも寝ぼけている19歳の夢使いの少女。元ネタはレヴィアタン。 アステート “大公爵”の二つ名を持つ魔王。爵位は大公。古代神の一人。怠惰を司る。ベール=ゼファーの恋人にして主人。現在は何者かに転生している。元ネタはアスタロト。 シャイマール クラス:大いなる者 “皇帝”の二つ名を持つ魔王。古代神の一人。憤怒を司る。消滅しているが、のちにルー=サイファーに転生する。 元ネタは悪魔王サタンのイスラム語読みの「シャイターン」から。
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