徳美と周囲の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 14:04 UTC 版)
浅妻 徳美(あさづま とくみ)〈71→73〉 演 - 毬谷友子 斎と友也の実母、邦英の元愛人。海老原会総合病院看護婦長。病院創立時代からのスタッフだが70歳を越えた現在は依託職員。常に濃い化粧をしている。かなりエキセントリックな性格のため周囲を常に困らせている。邦英夫妻が斎たちに実親の名乗りをあげるか迷う最中、勝手に実母と名乗りDNA鑑定の結果まで斎に見せ付け、押し付けがましい愛情を嫌い斎たちに避けられる。若い頃からスピリチュアル占いに夢中になり、自ら祈祷も行う。元春と意気投合し同居を開始、友也が戻ってきたようだと喜び、斎や美亜が家に訪ねて来るようになり上機嫌。斎と美亜を引き取り4人で暮らすのが夢だったが…。2年後は一人暮らしをしつつ仕事を続けている。梢が潮の子を妊娠したと知ると怒り、潮を蹴り飛ばす。斎の命が危ないと鞆音のお告げを聞くと何とか自体を止め様と動き出すが、範子が雇った男ともみ合いになり頭を強打。手術の甲斐なく邦英・斎・美亜に見守られ「天国へ行きたい」を口ずさみながら死去。その手には友也の遺骨が入ったお守りが握られていた。葬儀は美波の店にて賑やかにとり行われた。 長沢 友也(ながさわ ともや) 演 - 亜蓮 邦英と徳美の息子、斎の弟。斎と共に昌利夫妻の養子となる。昌利夫妻の死後は斎とともに海老原家に引き取られる。転校先の中学に健康診断と称し押しかけたり、プレゼントを押し付け身体をべたべた触る徳美を気味悪がり、実母だと知っても倦厭する。ある日、登校前に高熱を出し海老原会総合病院で診察を受け、無理やり徳美により入院させられる。病院を抜け出した深夜、トラックに轢かれ死亡。大きな祭壇が徳美の祈祷部屋にある。鞆音のお告げにより死後24年経過して遺骨は墓から掘り出し徳美の家に置かれ、斎はペアの遺骨ペンダントを作成するが、この遺骨ペンダントが数々の数奇な出来事を生み出す。(第2話-第7話) 志田 元春(しだ もとはる)〈27〉 演 - 高田翔(ジャニーズJr) ミュージシャンを志し3年前に熊本から上京、非正規雇用で食いつなぐ青年。弥生の官能小説のファン。濃い胸毛とヒゲ面、少々汚らしい雰囲気が特徴。人懐っこく単純な性格。幼い頃に両親に先立たれたことから年上女性に興味があり、万引き現場を取り押さえられた斎を気に入り恋に落ちてゆく。斎の思い出の曲『天国へ行きたい』を知っていた事から二人の仲は深まる。斎への口説き文句は「天国に行こう」。斎のアラフォー仲間から「志田ちゃん」と可愛がられている。斎の実母・徳美に気に入られ蒲田のアパートを引き払い同居する。斎の娘・美亜からも気に入られ懐かれる。斎の様子から新たな恋人が出来たことを察知。斎が作ったペアの遺骨ペンダントを欲しがる。美波のバーで潮と知り合い、サウナで潮から遺骨ペンダントを奪うが、持つべき人が持たないと命が危ないと徳美から言われ潮に返そうとするが出張で行き違いに。披露宴会場に乱入し、返却を試みるが式場係員ともみ合いとなった際にウェディングケーキのナイフが胸に刺さり死去。斎の司会による音楽葬がコモタセレモニーにて行われた。(第1話-第28話)
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