幼少時~オリジナル歌手としての活動
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「荒牧陽子」の記事における「幼少時~オリジナル歌手としての活動」の解説
幼少時より歌が得意で抜群の音感をもち、2歳にして音程を取りながら歌う事ができ、3歳で既に30以上もの歌のレパートリーが有り、小学生の高学年になる頃からは地元の歌のコンテストに次々と参加、ことごとく優勝・入賞し「コンテスト荒らし」と呼ばれていた。 1997年5月18日に放送された『NHKのど自慢』(岡山県久世町)でチャンピオンとなり翌年3月14日開催の同番組のチャンピオン大会に出場している。2001年2月18日放送の同番組の岡山市大会でもチャンピオンになっている。ピアノや演歌も幼少時より学んでいた。 就実高校を卒業後、20歳で上京しシンガーソングライターとしての活動を開始する一方で様々なオーディションを受けるもなかなか合格できなかった。その為、スタジオミュージシャンやコーラス、カラオケのガイドボーカル(お手本ボーカルとも言い、うろ覚えの曲を歌う際等お手本として聞く事ができるボーカル)等の活動を並行し生計を立てていた。 シンガーソングライター・スタジオミュージシャンとしての活動では、全曲荒牧が作詞作曲のオリジナルアルバム『Anytime musix』が代表作。また、パチンコ「CRリング呪いの7日間」の10R大当たり曲である『雫(しずく)』や、これも自身の作詞作曲である『Only love』など、オリジナルの名曲も多数持っている。その他、ヒップホップやソウルミュージック、ロック、ジャズ等あらゆるジャンルで様々な楽曲を歌唱している。 コナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム「BEMANIシリーズ」(『pop'n music』、『GuitarFreaks』、『DrumMania』、『jubeat』など)では、2004年以降よりたびたび収録楽曲のボーカルとして参加しており、キャラクター「三度笠ポン太」をテーマにした曲(泉陸奥彦作曲)などでは「あーたん」という名義を名乗ることもある。 Fate/stay nightというゲームのオープニングテーマ曲『黄金の輝き』を歌唱(MAKI名義)、オリコン18位を記録している(2007年4月30日付)。 コーラスの活動では五木ひろしやKinKi Kids等、大物アーティストのツアーコーラスも度々務めている。 カラオケのガイドボーカルの活動は2004年頃から開始しており、これが本物に大変似ているとインターネットや口コミ等で評判になりメディア登場する等、後にものまねシンガーとしてデビューするきっかけになった(詳細後述)。このガイドボーカルはブレイク後も続けており(2021年現在も継続中)、これまで1000曲を超える広いジャンル・アーティストの曲を収録しており、ブレイクして以降は彼女が歌ったガイドボーカル曲についての問い合わせが殺到、LIVEDAMの一部のデンモク(カラオケ子機)には、彼女がガイドボーカルを担当した曲だけを選択できるボタンが付くまでになった。 これらの様に、誰もが知っているようなオリジナルのヒット曲こそ無いものの、シンガー・ミュージシャンとしての実力は既にものまねデビュー以前から非常に高い評価を得ていた存在であった。
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