川西阪急
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)
阪急川西能勢口駅とJR川西池田駅の間にある約130店舗が入るショッピングセンターアステ川西の核テナントとして1989年(平成元年)4月4日に開業した。 1995年(平成7年)に開業当初の2倍に売上を伸ばし、紀伊國屋書店などと共に再開発ビル6棟が立ち並ぶ駅前の賑わいの中核の一つとなっている。 2005年(平成17年)3月期で売上高約192.66億円、2006年(平成18年)3月期で売上高約198.72億円、2007年(平成19年)3月期で売上高約206.69億円、2008年(平成20年)3月期で売上高約210.88億円と順調に売上を伸ばし、リーマンショックが期中にあった2009年(平成21年)3月期は前年比でマイナスになったものの売上高約201.52億円と年間売上高約200億円を数年間安定していた。 2010年(平成22年)3月期はリーマンショック後の消費低迷を受けて前年比で大幅なマイナスになり売上高約186.36億円、2011年(平成23年)3月期で売上高約184.58億円、2012年(平成24年)3月期で売上高約181.05億円と売上は落ち込んだものの、年間売上高約180億円以上を維持し続けている。 2011年(平成23年)に阪急阪神百貨店が店舗運営を3つの事業部に分けた際、当店は北摂地域の店舗や西宮と共に近畿の郊外店を担当する第二店舗事業部の所属となり、販売部門と商品部門を分けて各々の責任を明確化する体制へ移行した。 2010年度後半になるとリーマンショック直後よりも売上がさらに落ち込んだため、画一的な売場構成を見直すことになった。当店は周辺に山野が広がり、自然と近い生活を好む人が多いとして「自然」を核とする「川西スタイル」の店づくりを行うことにした。2018年(平成30年)9月にはその皮切りとして、2階と3階の約半分を改装し、3階には衣料品に加えてオーガニックの化粧品や手作り雑貨を置く売場「スロウデイズ」を設けた。2019年(平成31年)3月には紳士服などを販売していた4階の半分を改装し、アウトドア用品や外遊び用の子供服を置くなど随時改装している。衣料品中心の画一的な店づくりからの脱却を図り、地元指向の店づくりを目指す。 当店の近隣には阪急阪神百貨店の子会社である阪急商業開発が本社を置き、ショッピングセンターモザイクボックス川西を運営している。 「アステ川西」も参照
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