嵐が丘学園
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泉乃 純花(いずみの すみか) 声 - 小倉唯 紅羽のクラスメイトで、彼女が心を許す唯一の存在。落ち着いたメガネっ娘だが、芯は強い。第1話で友人として近づいてきたクマである蜜子に食べられてしまう。 一ヶ月ほど前に薫に唆かされ、紅羽のためを思い絶交する手紙を書かされたが、結果的に銀子と紅羽を結びつけるきっかけとなった。第12話で、クマリアの姿で登場した。 百合園 蜜子(ゆりぞの みつこ) 声 - 悠木碧 紅羽・純花のクラスの委員長。銀子とるるが人間を食べているところを目撃し、二人がクマであることを知る。正体は銀子やるる同様に人食クマであり、純花を食べてしまっている。第3話にて、正体を明かして紅羽を食べようと襲い掛かるが、銀子とるるの助勢を得た紅羽に撃たれ、生死不明のまま行方をくらます。第9話に既に死亡しているが、銀子の欲望として「ともだちの扉」に顕現し、紅羽を食べて独占するという欲望に忠実になれと誘惑し一体化するが、第11話でスキを諦めない銀子に決別される。 百合川 このみ(ゆりかわ このみ) 声 - 小清水亜美 紅羽・純花のクラスメイト。顔のそばかすがある。実はクマで、蜜子に心酔している。第2話で蜜子に目を掛けられている紅羽に嫉妬して彼女を食べようとするが、蜜子に射殺され、第10話で対熊用大量殺害兵器のレーザー砲動力源として改造されたサイボーグクマ、メカこのみとなって再登場する。第12話で動作不良により「ともだちの扉」の前に捨てられるが、探しに来た撃子に救われる。 針島 薫(はりしま かおる) 声 - 日笠陽子 紅羽・純花のクラスメイト。無造作なショートヘアで、制服はベストを着用せずオーバーブラウスにしており、紳士用ガーターベルトを付けたポインテッドトゥのブーツを履いている。 何者かから銀子とるるの正体を聞かされており、第5話で銀子が襲ってきた時も罠を仕掛けて返り討ちにしている。排除の儀は間違っていたと紅羽に謝罪して拒否されるも、ユリの花壇を整地して新しく花を植えることで紅羽に取り入る。しかしそれは「悪」である紅羽を陥れるためで、一か月前には、クラスで孤立した純花を唆して紅羽を陥れる手紙を書かせており、紅羽の誕生日にその手紙を利用して彼女を追い詰めようと目論むが失敗し、第7話にてクマに襲われて命を落とす。 鬼山 江梨子(おにやま えりこ) 声 - 伊瀬茉莉也 紅羽・純花のクラスメイト。生徒の失踪が相次いでいることを受けて「排除の儀」を開き、紅羽を「悪」に認定するが、行方不明となる。 赤江 カチューシャ(あかえ カチューシャ) 声 - 伊藤美来 紅羽・純花のクラスメイト。銀子とるるに食べられて行方不明となった。約一ヶ月前の排除の儀を取り仕切っていたが、純花の決意により紅羽を「悪」に決めることができなかった。 大木 蝶子(おおき ちょうこ) 声 - 村川梨衣 紅羽・純花のクラスメイト。アップにした髪型に蝶の髪飾りをさしている。作中では4代目の「排除の儀」の主催となる。薫が残していた百合川このみの正体に関する証拠により、クマが人間に化けられることをクラスで発表し、紅羽を交えた排除の儀で「空気を読めない悪」であるクマを断定しようとする。その日の夜にユリーカを撃ち、襲われていた紅羽を助けたが、その後熊殲滅組織KMGTを組織し、紅羽を囮として銀子達を追い詰めていく。 亜依 撃子(あい うちこ) 声 - 安國愛菜 紅羽・純花のクラスメイトで、髪はツインテールにしている。KMTGでは対熊用レーザー砲のオペレーターをしていたが、12話では紅羽と銀子の「ホンモノのスキ」と「約束のキス」による絆と、メカこのみの涙を見てクマとなった二人を撃つことが出来なかった。クラスメイトが二人を排除した後も継続されている「排除の儀」の際には、心情が変化した様子がみられ、捨てられたこのみを探しに行って再会する。 箱仲 ユリーカ(はこなか ユリーカ) 声 - 井上喜久子 嵐が丘学園の教諭。金髪をアップにした髪型をしている。紅羽の母・澪愛とは親友の間柄であった。紅羽からたびたび相談を受けたり、個別に指導をしている。 実は人の世界に捨てられた人食いクマで、銀子たちとは違い語尾に「キャルルルル」と付ける。自分を拾って育ててくれた人物(彼/声 - 能登麻美子)の影響で、大切なものは「箱」に仕舞わないと失ってしまうという観念にとらわれている。紅羽が生まれたことで澪愛の「スキ」を奪われたと寂しさを募らせ、さらに澪愛が自分がプレゼントしたペンダントを銀子に渡したことを知り、自分の「スキ」を捨てられたと思い込んで、澪愛を殺して食べてしまっていたことを8話で回想・独白している。澪愛殺害後に「断絶のコート」の被告となり、「スキ」と「箱」の選択を迫られ、「箱」を採ってヒトにしてもらっている。 澪愛の死後は、彼女の「スキ」を持っている紅羽を「箱」に入れて独占しようと目論み、彼女の成長を待っていた。「澪愛は銀子が殺した」と判断するように虚偽の情報を紅羽に与えて銀子と紅羽を引き離してから紅羽を襲うが、蝶子たちに狙撃され、最期は紅羽に抱かれて絶命する。 澪愛が描いた絵本「月の娘と森の娘」の最後のページを所持しており、死の間際にそのことを紅羽に伝えた。漫画版 銀子の母方の叔母。世界の全てがクマであることを認識できる3人のうちの1人で、銀子の母のことが「スキ」である。
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嵐が丘学園(あらしがおかがくえん)
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作中に登場する学校。テレビアニメでは校舎の形が三角柱である。テレビアニメでは女子校、漫画版では共学となっている。
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