山笠に関するトピック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 05:16 UTC 版)
「博多祇園山笠」の記事における「山笠に関するトピック」の解説
博多祇園山笠に参加し、またはした事がある著名人としては、長谷川法世(漫画家)、博多華丸(博多華丸・大吉)、下畑博文(パタパタママ)、中島浩二(ローカルタレント。KBCテレビ『Duòmo』などに出演)、小松政夫(タレント)、上田雅利(ミュージシャン・チューリップのドラマー)らがいる。長谷川、小松、上田は地域出身者である。 華丸、中島は地域外の出身であるため、地域の有力者から特別に参加の許可を貰っている。 西鉄ライオンズが山笠の時期に開催していた平和台球場でのホームゲームを「山笠シリーズ」と呼んでいた。この伝統は福岡ソフトバンクホークスに引き継がれ、始球式に水法被に締め込みの舁き手(時には少年)が登板するのが特徴。ただし現在は「鷹の祭典」の名を使うことが多くなっている。 Jリーグのアビスパ福岡の応援の一つに山笠の掛け声をモチーフにしたものがある。これは主にセットプレーや相手ゴール前の攻撃時などのアビスパのチャンスの時に使用される。また、2017年より勝利試合後に博多手一本が行われている。 主に九州地区で発売される商品に、山笠の絵図が用いられるものがある。「うまかっちゃん」(ハウス食品、インスタントラーメン)は、福岡市出身のグラフィックデザイナー・西島伊三雄によるパッケージ画である。ほか、「本場博多ラーメン」(2009年(平成21年)頃。グリコ栄養食品、家庭用生ラーメン)など。 博多祇園山笠をモチーフとし締め込み姿とした「ハローキティ」のキャラクターが描かれたタオルが、2013年(平成25年)7月に発売される予定となっていたが、これについて、尻が見える姿に対し様々な物議が醸されることとなり、これを受け博多祇園山笠振興会が、製造・販売を請け負うあすなろ舎に対し発売に難色を示したことなどで、同年6月28日に発売中止が決まった。 1980年(昭和55年)に、ハワイ州、ホノルルで行われた、アロハウィークフェスティバルに舁き山笠行事が参加。1988年(昭和63年)には、オーストラリア、ブリスベン国際レジャー博覧会に、また、ニュージーランド、オークランドで開催されたジャパンウィークにも参加するなど、国際親善としても成功をおさめた。 2019年(令和元年)日本で開催され、福岡市内でも試合が開催されたラグビーワールドカップ2019に際しては、博多駅コンコースに飾り山が据えられていた。この飾り山は2019年の祭礼期間中にラグビーワールドカップをテーマに博多駅前に飾られていた山笠を縮小のうえ再利用したものである。
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