尼崎市内線の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:40 UTC 版)
尼崎市からの移譲にあたっては、市営バスの路線やダイヤなどサービスについて、3年間変更せず維持する規定が盛り込まれており、移譲前に決定された小規模な改正が移譲とともに実施された。 阪神バス(阪神線)車両で運行していた50-3番(尼崎総合医療センター線)は、尼崎市内線車両での運行とする(後乗り・後払いを前乗り・先払いに変更) 尼崎スポーツの森線の一部(末広町折返し便)を同経路を走る尼崎市内線85番に振り替え 武庫川停留所付近の経路変更(狭隘道路を対面通行していたものを片面通行化) 停留所名の一部変更 一部路線でのダイヤの見直し(増発等) また、2017年4月1日には、尼崎市役所武庫支所と尼崎東警察署の移転に伴う、停留所の新設と名称変更、小規模なダイヤ改正が実施された。 2019年4月1日には路線の一部改編とダイヤ改正が行われ、22番を平日昼間のみ尼崎総合医療センター経由の22-2番に、31番は尼崎総合医療センター経由にそれぞれ変更。47番・47-2番は阪急武庫之荘からJR立花方面への経路を北雁替公園前経由に変更。循環系統であった80-1番・80-2番は、南半分の阪神出屋敷 - 高洲 - 八幡橋 - 武庫川間を休止して北半分(琴浦神社回り)のみの80番に変更した。その他、停留所名の変更も行っている。 2019年7月26日には、更なる路線改編が行われ、尼崎東警察署前とJR尼崎 (北) の区間に停留所新設とそれに伴う経路変更が実施され、この区間を走行する48-2番、58番のダイヤ改正が行われた。また、このダイヤ改正で48番の昼間の運行が48-2番に置き換わった。 2020年12月17日改正をもって58番を共同運行していた阪急バスが運行を終了し、阪神バス単独の運行となった。 「阪急バス伊丹営業所#尼崎線(過去の運行系統)」も参照 2021年7月31日には、コロナ禍に伴う利用者減少や尼崎ドライブスクール(あまドラ)との提携による路線開設を含めた改編とダイヤ改正を実施した。 市内線全てにおいて土曜と休日(日曜・祝日)ダイヤの一本化。 11の系統で始発繰り下げや最終便の繰り上げ等による減便。 80番(阪神出屋敷 - 武庫川)の廃止とそれをカバーする目的で50番・50-2番の経路変更、50-4番(JR尼崎 - 武庫川)の新設。 尼崎総合医療センターのアクセス向上を目的として49番を平日朝を除き新設の55番(阪急武庫之荘 - 尼崎総合医療センター - JR尼崎)に変更、50-3番の増便。 公共施設の改称などを反映し、14箇所の停留所名を変更(各地区の支所・公民館などを地名や生涯学習プラザへの改称等)。 尼崎ドライブスクール前発着のAD1番 - 3番新設とそれに伴う一部系統の減便や振替(13番・15番・47番・52番など)などが行われた。AD1番 - 3番はあまドラが運行していた尼崎市内の無料送迎バス3コースを代替するとともに、教習生が学校から提供される全線フリー乗車券を使い阪神バスを利用することで、阪神バスにとっては固定収入確保、あまドラにおいては乗車停留所の増加と集客力の増強、自社送迎による事故リスク低減等のメリットが生まれるとしている。
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