尼崎市交通局バス路線の譲受
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:40 UTC 版)
「阪神バス」の記事における「尼崎市交通局バス路線の譲受」の解説
2008年11月、尼崎市交通局が経営の合理化の目的で、路線の運行を含む武庫営業所の業務について、管理委託事業者を公募。2009年1月に事業者としていったんは阪急バスに決定するも、運転手の処遇を巡る問題により中止され、かわって2009年12月1日より阪神バスが受託することとなった。この後、6年あまりが経過した2016年3月20日には、尼崎市よりバス事業の移譲を受け、尼崎市内線として運行を開始した。 移譲にあたっては、路線の減便や廃止、値上げといった、民営化の弊害が懸念されたことから、尼崎市バスの路線や運賃制度などのサービスについて、移譲後3年間は変更せず維持する規定が盛り込まれた。 乗車方式やサービスの提供内容に差異が生じるため、尼崎市内線を除いた従前よりの阪神バスの一般路線には総称として阪神線の名称が与えられ、それぞれ区別されることとなった。 2017年3月31日には、旧尼崎市交通局から移譲され、尼崎市内線でのみ運用していたバスロケーションシステムを阪神線にも拡大した。システムには、ジョルダン株式会社の「MovEasy」が採用され、同時に尼崎市内線のシステムも更新された。
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