対戦キャラクターとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 08:52 UTC 版)
「マイク・バイソン」の記事における「対戦キャラクターとして」の解説
『ストII』シリーズの『II'』と『II'ターボ』では以下の他のキャラクターにない特徴的な設定があった。 立ち中パンチと立ち強パンチの空振りの音が逆に設定されていた。 ダウンして起きあがるアニメーションが表示されてから、実際に起きあがるまでの時間が長い。 つかみ技の直後に相手を離した際、バイソンの方が先に動ける。 近距離立ち強パンチの威力が非常に小さい(『II'ターボ』) パワー型キャラクターにしては足が速く、突進型の必殺技も備えており、機動力で相手を押し込むタイプ。だが、リーチの長い攻撃が打点の高いものに集中しているので、しゃがむだけで容易に避けられてしまい、長所を生かし切れない。また、ジャンプが低いので波動拳などの飛び道具を避けづらく、扱いの難しいキャラクターとなっている。その一方で、単発の攻撃力としては全キャラクター最大となる「ターンパンチ」、操作は非常に難しいが一気に試合を決めることのできる連続技などの要素もあった。 これらの傾向は、『スパIIX』で追加された必殺技によって激変する。「ダッシュグランドストレート」でローリスクに接近・攻撃できるようになり、スーパーコンボの性能が高いこともあいまって一躍上位キャラクターとして認知されるようになった。 『ストIV』では、各種ダッシュ系の必殺技をEX技として発動すると一度だけスーパーアーマー属性が付加され、突進中に相手のカウンターを受けて技を潰される危険性が少なくなった。これにより相手を攻め立てるのが容易になったほか、新システム「ウルトラコンボ」の突進力が高く、様々な状況から大ダメージが狙えるキャラクターになっている。また、比較的体力が多く、牽制技、突進技の性能が全体的に高いため、待ち攻めどちらの戦法でも動かすことができる強みがある。欠点としては、めくり技がなく、中段の地上技も一つしかないため相手のガードを崩す手段に欠けること、溜めキャラとしての性質上やジャンプの低さ、ほぼ突進技しか持っていないことなどがネックになり動きの幅が出しにくいことが挙げられる。 『ウルトラストリートファイターIV』(以下『ウルIV』と表記)のオメガエディションでは「ダッシュストレート」と「ダッシュアッパー」と「ダッシュグランドスマッシュ」の移動距離が著しく短くなったが、発生が非常に速くなった。「ターンパンチ」のコマンドが強パンチボタンか強キックボタンとなったため、威力は下がったが「ターンパンチ」を溜めながらセービングアタックなどの攻撃も可能となった。また、セービングアタックが通常版よりも踏み込むように前進するようになりリーチが伸びた。 『ストV』では必殺技が従来より少なくなったが、飛び道具を回避できるVスキルやターゲットコンボ、「ダッシュストレート」や「ダッシュグランドアッパー」を連続で繰り出すVトリガーが追加され、今までよりもテクニカルであり、同時にパワー全開のファイトスタイルになった。
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