宝永年間の出来事
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宝永4年(1707年)に南海トラフ巨大地震の一つで歴史上日本最大級と推定されている宝永地震(M8.4~9.3)が発生、その49日後には今日までにおける史上最後の富士山の噴火となった宝永大噴火が起きている。 ※日付はいずれも旧暦。 元年4月24日 羽後・陸奥で地震、野代(現在の能代市周辺)で大被害。 2年 この年京都を中心にお蔭参りが大流行する。10月6日 徳川吉宗が紀州藩の第5代藩主に。 12月15日 霧島連山の高千穂峰御鉢が噴火。 12月 桜島が噴火。 3年1月11日 柳沢吉保が大老格に。 7月9日 宝字銀の通用開始。 10月16日 浅間山が噴火。 4年 「赤福」は、この年創業としている。7月12日 善光寺本堂が再建。 10月4日 畿内・東海道・南海道を中心に推定マグニチュード8.4-9.3の大地震(宝永の大地震)・大津波。 10月13日 札遣い禁止令、銀札の発行を禁止し50日以内に正貨との引替回収を命じる。 11月23日 富士山が史上最後の大噴火(宝永大噴火)を起こして宝永山が出現。江戸でも数センチの降灰を記録。 5年閏1月7日 「諸国高役金令」を公布、宝永大噴火による灰除け金として石高100石に付き金2両を徴集。 3月8日 京都で宝永の大火、禁裏をはじめ1万0351軒を焼失。 4月1日 寳永通寳の通用開始。 8月29日 イタリア人宣教師ジョバンニ・シドッチが屋久島に上陸し、捕らえられる。 11月18日 浅間山が噴火。28日にも噴火。 6年1月4日 阿蘇山が噴火。 1月17日 寳永通寳を流通不便を理由に通用停止。 1月20日 5代将軍徳川綱吉の死去後10日で生類憐れみの令を廃止。 2月3日 徳川家宣が将軍代替わりの諸費用について荻原重秀と新井白石から意見を伺う。 3月14日 岩木山と三宅島が同じ日に噴火。 3月21日 奈良東大寺大仏殿が再建。 5月1日 徳川家宣に将軍宣下。 7年3月6日 永字銀の鋳造開始。 3月15日 浅間山が噴火。 4月2日 三ツ宝銀の鋳造開始 4月15日 乾字金の通用開始。 8年2月26日 浅間山がまた噴火。
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