妖撃社関係者
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陳 亜栗(チン ヤアリイ、再登場前のルビの時は「ヤアリイ」であり、それまでは「アグリ」であった。) 妖撃社の編集長。第一部で人化の法を知る人物だったが迅鬼の妖術で石化されて行方不明になる。第三部で迅鬼が死亡したことによって術が解け、第四部(14巻41話)から再登場し、八雲たちに協力する。八雲やハーンの父とも旧知の仲であり、妖怪のことに詳しい。臆病で打算的、食べ物に執着するが憎めない人柄。 李 鈴鈴(リー リンリン) 声 - 折笠愛 初代妖撃社の唯一の社員で副編集長の女性。初登場時は妖怪関連の出版社に勤めていながら妖怪の存在を信じていなかったが、ニンゲンの像を巡る事件に出会った事により認識を改める。女性ながら拳法の達人で、銃器類の扱いも上手いなど謎の多い女性。また非常に金にがめつく、亜栗失踪後の妖撃社では編集長兼社長となり、八雲を使って妖怪退治もやっていた(たまにはまともな依頼もあったらしいが、八雲いわく「来る依頼はほとんどまがい物」らしい)。 鬼眼王覚醒後は各国の術士をまとめ、破滅の法を食い止めたり、日本政府と取引して自衛隊の協力を得たりと八雲達を支援する。終盤では身を挺して破滅の術から人々を守ろうとし、无の力を失い重傷を負った八雲の看病もしていたが、遂に力尽き変異してしまう。 外伝では龍と結婚し、出産したが離婚して親権を取られたうえ、リーマンショックやギリシャ債務危機などで損失を被った。 八雲に中国拳法の基本を教えたほか、本編では語られていないが、八雲の使用する手甲や爆裂缶などの武器の知識を与えたのも彼女であるとされる。作中では人間型の妖怪は耳が尖っていることがあり、この人物の耳も同様に尖っている。本編では描写されていないが、設定では彼女の祖先に妖魔を血を引く者がいたとされ、いわゆる「先祖がえり」によるものと語られている。 スティーブ 龍(スティーブ・ロン) 声 - 銀河万丈 第一部(2巻11話)から登場。 香港では名の売れた霊能者。偶然ニンゲンの像を手に入れてしまい、三只眼を巡る事件に巻き込まれた。元から妖撃社との取引はあったようだが、ニンゲンの像の一件以後、本格的に妖撃社の一員となる。 妖怪や呪力に詳しく、また知略に長けた妖撃社のブレーン的存在、破滅の術が施行されてからはアジアの術師や道士達に呼びかけ、術の拡大を防ぐために尽力した。 また初登場時は細顔の優男だったが、終盤になるにつれだんだん体格が良くなり、登場人物中、もっとも容姿が変化している。酒好きで銭ゲバ。変異してからも人質扱いされた数少ない人物。 龍 美星(ロン・メイシン) 声 - 田中真弓 スティーブ龍の妹。初登場時は13-14歳。自分のことを「俺」と呼ぶ勝気で男勝りな少女。拳法の心得がある。行方不明の兄を探して、妖撃社に張り込んでいた時に八雲たちと出会う。八雲に命を助けられてから密かに想いを寄せていたが、八雲とパイの絆の強さを知り身を引く。その後はロンドンに留学していたが、ある時マドゥライを探すために同じくロンドンを訪れていた八雲たちと偶然再会する。道士としての修行も積んでいるようで、破滅の術が施行された後も生き延び、兄と共に東京で奮戦した。
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