妖戦地帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:11 UTC 版)
萩生 真介はしがない学習塾の講師だが、実はMIT卒業の優秀な人物で研究によりテレポーテーションの能力を身に着けている。かつてテレポートの実験中に異界に渡り、そこで邪神を見てしまったため、それがトラウマとなって研究も中断。日本に戻り、うだつの上がらない塾講師で糊口をしのいでいる。 そんな真介のもとに、ある財閥社長の一人息子矢切 鞭馬(やぎり べんま)の個人授業が依頼される。実は鞭馬は、かつて真介が見た異界の邪神と人間の女性との間に産まれた半神であった。この世界への侵略を目論む邪神、邪神を召喚しようとする人間たち、それを阻止しようとする鞭馬(もっとも阻止する理由は、この世界に神は2柱も不要というものであるが)との争いが繰り広げられる。 安田達矢によって漫画化され、「臨時増刊小説現代 菊地秀行スペシャル新妖戦地帯」(1986年10月)に掲載されている。 ()内は文庫版。 『妖戦地帯(講談社ノベルス)』講談社、1985年10月。ISBN 978-4061812147。 ( 『妖戦地帯 〈1〉 淫鬼篇(講談社文庫)』講談社、1988年8月。ISBN 978-4061840423。 ) 『妖戦地帯 〈2〉 淫囚篇(講談社ノベルス)』講談社、1986年11月。ISBN 978-4061812734。 ( 『(講談社文庫)』講談社、1990年3月。ISBN 978-4061844971。 ) 『妖戦地帯〈3〉 淫闘篇(講談社ノベルス)』講談社、1988年2月。ISBN 978-4061813366。 ( 『(講談社文庫)』講談社、1991年2月。ISBN 978-4061848504。 )
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