妖怪電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 03:47 UTC 版)
2007年から乗客誘致策のひとつとして夏季に妖怪電車が運転されている。夕刻以降嵐山本線と北野線に臨時列車として運転される。一般乗車券や各種フリー乗車券では乗車できず、専用の乗車券が必要である。通常の運賃で乗車できるが、妖怪の仮装をした乗客は50円で乗車できる。 妖怪電車は車内照明にブラックライトを使用したり、様々な妖怪を紹介するポスターを掲示したり、車両に取り付けられている方向幕が青くなるなどムードの演出がされている。一般の仮装客のほか、地域のまちづくり組織も仮装して参加協力するなどイベントの盛り上げに一役買っている。2011年の運行時は、前面方向幕部分には「妖怪電車」の文字のシートが貼られ、側面方向幕は「団体」表示の一方赤く照らされる演出がされた。 2010年までは、嵐山本線四条大宮 - 嵐山間を3往復後、嵐山→北野白梅町、北野白梅町→帷子ノ辻→西院と北野線にも乗り入れていたが、2011年は、嵐山本線四条大宮 - 嵐山間2往復の運転にとどまった。 車両は、基本的にモボ611形、モボ621形、モボ631形のいずれかが使用される。2016年には運行10年目を迎え、初めてモボ21形が使用された。 2017年からはヘッドマークも新しいものに変更された。2018年からは、モボ501形も運用可能となった。
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