外生研
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
正式名称は「外宇宙生命体研究所」。 科戸瀬 ユレ(しなとせ ユレ) 声 - 能登麻美子 外生研の所長を務める科学者であり、博士の敬称で呼ばれる。実年齢は100歳を超えるが20代半ばの肉体を維持する。「第四次奇居子防衛戦」後、416人まで激減した人口を100年で50万人に増やす計画を立案、食糧不足回避の為に新たな人類が光合成できるように遺伝子操作を実行する。更に落合の補助脳から安全にデータを取り出す方法を小林に提示し、その優秀さを高く評価されて不死の船員会の一員となる。 本来なら仮面を着ける立場にあるが、佐々木と同様に一般に紛れて普段から素顔で生活している。祖母を名乗るには若過ぎる点もイザナには「すごい長生き」とだけで済まされている。若い頃のファッションセンスはイザナに着用を拒まれるほど大胆なもので、かつては佐々木と露出の多い華美な服で遊び歩いていたらしい。谷風については当然熟知しており、イザナの理想相手とも考えているが、ヒロキに手荒にされた過去もあってか当たりがきつく、「頸椎に爆弾を仕込んである」と脅して重要文化財調査なる命令を下し、イザナとの千秋郷1泊旅行を強行させる。 落合(岐神)に「シドニア血線虫で支配せずに使いたい」と認められ、共に融合個体や超構造体、エナ製重力子放射線射出装置を造り出すが、かなたの暴走に限界を覚えて佐々木に機械式重力子放射線射出装置の開発を依頼する。 大シュガフ船総攻撃に赴く前のイザナに自分の素性を明かし、無事に戻って来ることを誓わせる。その後、惑星セブンに入植し、イザナが乗船する新シドニア出航を小林、佐々木らとビーチサイドで見送る。 田寛 ヌミ(たひろ ヌミ) 声 - 佐藤利奈 「外生研」の眼鏡を掛けた女性スタッフ。ガ491由来エナ標本(エナ星白)の調査を担当。気さくな人柄でサマリに並ぶ巨乳。無重力区画では接地歩行していても胸だけが浮き上がっている様子に長道とイザナを赤面させる。山野栄子と共に、同居家族が描写された数少ない人物。 エナ星白の視線の先がカビザシ保管庫であることを特定、ユレに報告する。落合(岐神)によってシドニア血線虫で脳を乗っ取られて無感情になり、計画を手伝わされる。融合個体かなたの暴走時には、落合(岐神)の命令で小型ガウナを放置していた責任をクローン落合に問われて身柄を拘束されそうになり、血線虫の意思で拳銃自殺を遂げる。
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