地対空誘導弾・対空機関砲
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「航空自衛隊の装備品一覧」の記事における「地対空誘導弾・対空機関砲」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)注釈81式短距離地対空誘導弾(A) SAM-1 基地防空用の地対空誘導弾。1983年度配備開始。陸上自衛隊に配備されているものと同一の仕様である。 基地防空用地対空誘導弾 基地防空用SAM 5式(平成24年度までの調達数) 81式短距離地対空誘導弾の後継として開発された短距離防空用の地対空誘導弾。2014年導入。陸上自衛隊の11式短距離地対空誘導弾と同じシステムだが、発射機の搭載車種は高機動車に変更されている。 MIM-104 PAC-2 地対空誘導弾ペトリオット※パトリオットとも 6個高射群及び高射教導隊 ナイキJ及びハーキュリーズの後継として1989年に導入された広域防空用の地対空誘導弾。発射機、レーダー装置、射撃管制装置、アンテナマストグループ、電源車によって構成される。 MIM-104 PAC-3 / MSE 地対空誘導弾ペトリオット※パトリオットとも 6個高射群 2007年に導入された弾道ミサイル防衛用の地対空誘導弾。発射機、レーダー装置、射撃管制装置、アンテナマストグループ、電源車によって構成される。中期防衛整備計画において能力向上型のPAC-3 MSEの導入が決定している。 対空機関砲VADS-I/-I改/-II/-Ⅱ省力型 M61機関砲を元に射撃管制装置を組み合わせた基地防空用の半自動対空機関砲で、航空自衛隊に配備されているのは牽引式のM167である。1979年に導入されたVADS-Iの他に赤外線TVカメラを追加したVADS-I改(1994年度導入、画像上)、退役したF-104JのM61を再利用した射撃管制装置無しのVADS-II(1984年度導入、画像下)、VADS-Ⅱ省力型(1998年度導入)がある。 91式携帯地対空誘導弾 SAM-2 基地防空用の携帯式地対空誘導弾。陸上自衛隊に配備されているものと同一の仕様である。 退役 地対空誘導弾・対空機関砲 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)注釈MIM-3 ナイキ・アジャックス 2個高射群 広域防空用の地対空誘導弾で、1964年に陸上自衛隊から移管される。1972年6月までにナイキJに更新され退役。 MIM-14 ナイキ・ハーキュリーズ 1個高射群 広域防空用の地対空誘導弾で、1973年に在沖縄米軍から移管される。1994年にペトリオットに更新され退役。 地対空誘導弾ナイキJ 4個高射群 ナイキ・ハーキュリーズのライセンス国産品。1994年にペトリオットに更新され退役。 Rh202 ラインメタル対空20ミリ2連砲 数台 1970年代にM55の後継機選定として導入された独ラインメタル社製 対空機関砲。数台が千歳基地にて試験運用された。退役済。 M55 基地防空用の12.7mm対空機関銃を搭載した回転式砲塔。1950年代に導入。後に警備火器に転用される。2010年代前半に退役。 FIM-92 スティンガー 1983年度に基地防空用として配備された携帯式地対空誘導弾。2010年代前半に退役。
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