地対空型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/03 20:52 UTC 版)
「ミストラル (ミサイル)」の記事における「地対空型」の解説
地対空型の本ミサイルは、歩兵が運搬して肩撃ちまたは三脚架に設置するものと、車輌・船舶・航空機などで運搬するものに大別される。 車上あるいは地上に設置して使用する連装発射機「Atlas」と、同じく連装であるが装甲車に追加する回転砲塔に固定された「Albi」では、一般的な歩兵が2人1組で使用する肩撃ち方式では望めない対空レーダーの援用が期待できる。25kmまでカバーする対空レーダーを持つ統制車両であるMCPにより、ミストラル自体は短射程の打ち放し式ミサイルであるにもかかわらず、効率的な目標選択を可能としている。 タレス社により、スティンガー兼用4連装発射機ASPICと統制システムMygaleが開発されている。ASPICは、フランス陸軍にも採用されている。また、Mygaleの一種をサマンサ(SAMANTHA)として、こちらも採用している。
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