国産無人重機ロボットと外国製原発ロボットなどの投入とは? わかりやすく解説

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国産無人重機ロボットと外国製原発ロボットなどの投入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 05:40 UTC 版)

レスキューロボット」の記事における「国産無人重機ロボットと外国製原発ロボットなどの投入」の解説

2011年4月1日に米iRobot軍事用ロボットPackBot」を投入し3号機脇の屋外ガレキ写真撮影行った4月10日には米ハネウェル社の小型無人ヘリRQ-16 T-ホーク」を投入し3,4号機の空撮が行われた。4月11日からは原発敷地内ロボット走行経路などに散乱した放射線量瓦礫除去し整地する目的などの為に大手ゼネコン大成建設鹿島建設清水建設合併企業運用するコマツ日立建機キャタピラージャパン無人重機投入された。 そして4月17日には「PackBot」を1号機3号機18日には2号機原子炉建屋内に投入し遠隔操作での探索が行なわれた。PackBot実用化済み数千台が製造されており、戦場での実績もあったことから優先されといわれる。ただし東電は、2011年7月下旬頃には、「PackBot」では建屋上層階階段傾斜角40度)や地下(同約42度)へのアクセスは困難と判断し地上階平面での移動のみで運用する方針打ち出しており、上層階へのアクセスには国産の「クインス」(後述)を利用している。 他に米国製ではiRobotのより大型の「Warrior」、ボブキャット社の無人建設機械ボブキャット」が使われた。11年6月24日T-ホーク運用中操縦不能に陥り、2号機屋上不時着するトラブルがあった。 その他の国では英Qinetiq社の軍用ロボットで、米エネルギー省から提供された「タロンTALON)」、スウェーデン製でチェルノブイリでも使われブロック社の解体ロボットブロック90」、「ブロック330」が使われた。 原発敷地内ガンマ線カメラ使った線源特定ロボット使った汚染マップ(サーベイマップ)の作成のためには、JAEA開発した国産の「ロボット操作車」(TEAM NIPPON)も使われた。また独プツマイスター社製コンクリートポンプ車無人遠隔操作化して投入し無人遠隔操作施工東芝日立製作所三菱ふそう・重工が関わった。 投入され無人重機ロボット外国製ロボットなど米iRobotPackBot」(11年4月1日3号機建屋外の脇に初投入ハネウェルRQ-16 T-ホーク」(小型無人ヘリ11年4月10日投入コマツ油圧ショベル」3台、「クローラダンプ」2台(11年4月11日投入日立建機 「クローラダンプ」1台(11年4月11日投入) 米キャタピラージャパン油圧ショベル」1台、「ブルドーザー」1台(11年4月11日投入) 米iRobotPackBot」(11年4月17日建屋内に初投入三菱重工放射線耐性大型特殊フォークリフト」(無人機非効率改善する有人型フォークリフト遮蔽機能装備世界初1号11年5月2日2号同年5月20日納入) 米ボブキャットボブキャット」2台 (11年5月10日投入実際に稼働) スウェーデン・ブロック社 「ブロック90」(11年5月10日搬入稼働12日)「ブロック330」(11年5月投入) 英Qinetiq 「タロンTALON)」(11年5月10日搬入日本原子力研究開発機構ロボット操作1号・2号TEAM NIPPON)」(11年5月投入) 米iRobotWarrior」(大型11年7月1日に初投入) 独プツマイスターコンクリートポンプ車」(無人遠隔施工東芝日立三菱ふそう・重工が関わった)

※この「国産無人重機ロボットと外国製原発ロボットなどの投入」の解説は、「レスキューロボット」の解説の一部です。
「国産無人重機ロボットと外国製原発ロボットなどの投入」を含む「レスキューロボット」の記事については、「レスキューロボット」の概要を参照ください。

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