四季ノ森高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 20:24 UTC 版)
岡本 春(おかもと はる) 主人公。1年生。 幼い頃に刀を見て以来、刀に対し強い憧れを抱いている。当初は単に刀に惹かれ入部したが、日々の稽古や拝の事件を通して刀の本質を知ることとなる。「刀の声」を聞くことができる天性をもち、岐阜では拝の呪いの元凶となった刀に導かれ、彼の代わりに呪いを断ち切った。対海ノ木戦では居合初心者ながら大将を務め、対戦相手の遠山を圧倒し勝利をおさめた。 終盤では2年生に進級。不純な動機で訪れた見学者や梅凛を追い返したが、夢の中で祖父・一蔵から居合の意味を聞かされ、改心する。 刀を握ると別人のような集中力を発揮するが、普段は天真爛漫な少女。男性恐怖症であったが、筋骨隆々でパンツ一丁の男子生徒たちに担ぎあげられたことで克服した。4月20日生まれのB型。 片山 若菜(かたやま わかな) 2年生。廃部寸前だった居合道部に在籍していた唯一の部員。1年生の時にたまたま通りかかった道場で拝の居合を目の当たりにし、居合道部に入部した。 「刀は人を斬り殺すだけのもの」というドライな理念を持っていたが、ハルと出会ったことで自分と真摯に向き合い、「いい子を周りに演じてきた自分を打ち破りたい」と考えるようになった。対海ノ木戦では先鋒を務めた。 終盤では3年生に進級。 しっかり者で、部員が集まった後は部長としてメンバーの取りまとめや指導を率先して行う。一方、カステラを下の紙ごと食べてしまうといった天然な面もある。胸が大きく、そのことを部員にからかわれることが多々ある。 拝 桃路(おがみ とうじ) 3年生。居合道部の創設者。 鞘師の系統であった祖父の家で見つけた刀から「呪い」を受け、額に刀傷に似た痣を作った。同時に悪夢をみるようになり、その刀の呪いを断ち切るという目的のため居合道部を創設したが、若菜以外にまともな部員が集まらず辞めてしまった。その後ハルとの出会いを機に部へ復帰。部員の刀を調達するという名目で岐阜の祖父の家へ再び赴き、ハルの助力もあり見事「呪い」から解放された。目的を果たしたことで居合道に対しやる気が半減してしまったものの、対海ノ木戦では中堅を務めた。 終盤では浪人生となり、特別コーチとして道場に通っている模様。 女性教師や女子生徒をもってして「イケメン」と言わせる容姿だが、友人が少なく、勉強は大の不得意。昆虫に詳しい。 館岡 春(たちおか シュン) 1年生。ハルのクラスメイト。 中学が男子校だったため女子生徒に免疫がなかったが、自身と同じ名前のハルに共通点を感じ、どうにか仲良くなろうと居合道部に入部する。拝の事件では、動けなくなった拝から刀を受け継ぎ、ハルの危機に駆け付けた。対海ノ木戦では副将を務めた。 終盤では2年生に進級。居合を通じて肝が据わり、絡んできたヤンキーに動じることもなくなった。 女性恐怖症は入部後、自然に克服した様子。3月20日生まれのA型。 長谷川 雛子(はせがわ ヒナコ) 2年生。四季ノ森高校の生徒会長を務める。 自分のすることを周囲が決めつけることに幼いころから反感を覚え、自分に正直に活動しようと居合道部に入部。その後、稽古や試合を通じて居合の楽しさに触れる。対海ノ木戦では次鋒を務める。 終盤では3年生に進級。羽のような髪形をしている。 他の生徒や校長からマスコットのように可愛がられており、生徒会長として生徒に注意してもチョコレートやガム等で買収されてしまう。普段はインテリ風の副会長と一緒に行動している。小柄で子供っぽい面があるため、ハルや春にはしばらく同級生と勘違いされていた。
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