四季ヶ紫町(しきがし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 14:45 UTC 版)
「めぐり、ひとひら。」の記事における「四季ヶ紫町(しきがし)」の解説
本作の舞台。とある雪国の山間部の田舎町。主人公が写生旅行のために訪れ、そのまま後述のゆかり神社に居住することになった町。俊信が主人公たちに語ったところによると、かつては町を貫く河から良質な砂鉄が採れたため、刀鍛冶が盛んで、たたら製鉄に携わる人足や、銅を目当てに多くの人が集まったのが町の始まりらしい。現在は刀剣は必要とされないため、農産物が主要な生産品になっている。東京からはかなり離れている模様。鉄道駅はあるが無人駅で、駅前には商店もほとんどないため、買い出しの際は後述の国道沿いの商店街まで出る必要がある。当初主人公が町民に聞いて回ったところによると、これといって何も名所が無い町と住民からはみなされている。どことなく懐かしい雰囲気の昔ながらののんびりとした田舎町とされており、東京から来た余所者である主人公やこりすも歓迎されているため、排他的な土地柄ではない様子。また翁によれば、季節が冬が中心になっており、例え夏場になっても身震いするような寒い風が吹いたり、春になっても多くの住民は冬服のままなど独特の気候になっている。
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